地デジの視聴や録画は「Media Center」で
F/B70Tでは、F/B50で要望が多かった地デジの受信・録画に対応する。
従来、同社の地デジチューナー搭載パソコンでは「MyMedia」や「DigitalTVbox」といったオリジナルアプリケーションからテレビの視聴や録画を行なっていた。
しかしF/B70Tではこれらのアプリケーションを搭載せず、代わりにWindows Vista標準の「Windows Media Center」を利用する。
Windows Media Centerでは、テレビの視聴とHDDへの録画、電子番組表(EPG)からの録画予約が行なえる。しかし、録画したデジタル放送番組をDVDメディアなどに書き出す機能は搭載されていない。
デスクトップですがCentrino 2に対応
Fシリーズのコアコンポーネントはノートパソコン用のパーツで構成されている。F/B70TはCentrino 2に対応しており、Core 2 Duo P8400(2.26GHz)と2GBのDDR3メモリーを搭載。無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)機能も内蔵する。
バッテリーは搭載しておらず、持ち運ぶときはACアダプターと電源ケーブルが必要だ。とはいえCentrino 2の省電力というメリットは、来年1月から電気料金の大幅値上げが実施されようとしているこのご時世では大きなアドバンテージかもしれない。
F/B70T | F/B50 | |
---|---|---|
CPU | Core 2 Duo P8400 | Core 2 Duo T8100 |
HDD | 500GB | 320GB |
ディスプレー | 19インチワイド | 16インチワイド |
グラフィックス機能 | チップセット内蔵(GMA 4500MHD) | チップセット内蔵(GMA X3100) |
光ドライブ | スーパーマルチドライブ | |
無線LAN | IEEE 802.11a/b/g/n | IEEE 802.11b/g |
地デジチューナー | あり | ―― |
PCカードスロット | ―― | TypeI/II |
本体サイズ | 465×211×391(最高411)mm | 394×180×307(最高347)mm |
重量 | 11kg | 5.5kg |
OS | Vista Home Premium SP1 | |
予想実売価格 | 20万円前後 | 17万円前後 |