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夏だ! 大学だ! モンハンだ!

「モンスターハンター夏期講習’08」でコテンパンにやられてきた

2008年08月14日 22時00分更新

文● 飯塚(Webアキバ編集部)、佐藤ポン(ライター1号)/太田(Webアキバ編集部)

佐藤ポン(ライター1号)の場合

ワタクシ(ハンターネーム:ThaPae)は、ASCII.jpで連載記事を担当させてもらっているんですけど、腕前はとても人様に自慢できるほどではないんですよ。なのに、何かの手違いなのか、最上位ランクの「G級ハンター強化コース」に参加することになってしまった。いったいどんな登録をしたんスか!?(泣)>担当編集者

佐藤ポン

とても不安な面持ちのワタクシ

 だけど、当日にいきなりクラス替えをするのもカッコがつかないので、言われるがままにG級ハンター強化コースの教室に移動。すると、想像していたとおり、周囲はいかにも上手そうなハンターがたくさん。う~ん、緊張してきた……。講義は教官の挨拶から始まり、本日の予定が紹介された。まずは「モンハン模試」と名付けられた10問の試験が行なわれ、その後で4人ひと組のチームに分かれて「MHP 2nd G」の実技プレイを行なう。


10問の試験をたった3分で答えろって!?

試験時間は3分

教官から言い渡された試験時間は3分! テスト用紙を裏返しで前から送ってもらうのは、なんだか学生生活を思い出しますよね

 参加者全員が教室の席に着くと、教官からは本日の注意事項などが伝えられた。そして、それが終わったら模試のペーパーが配布され、テストが実施となる。ココまでは事前に聞いていたままなので驚きはしなかったが、なんと、テストの解答時間はたったの3分!! 設問は10問なんだけど、3分というのはあまりにも短すぎる……。しかも、教官は「このクラスで受講されるハンターは平均点が高いんですよ。3分もあれば解けますよねぇ?」と、思いっきりハードルを上げてくれる。ヤメテクレ!(笑)

 会場からは「えーっ?」とか、「ありえない!」との声が上がっていたが、3分の解答時間はルールなので仕方ない。「始め!」の合図で模試が開始され、アッという間に3分が経過。問題はすべて選択肢方式なので、とりあえず全てを解答しておいたが、正直言って自信はナシ。ワタクシが常用している「弓」に関する問題が何問かあったのがせめてもの救いでしたね。たぶん0点は免れたと思う。模試が終わったら答案用紙は回収され、結果は本日の講習の最後に報告されるようだ。

本日の目玉、4人ひと組の実技講習がスタート!

 模試が終わったら、今日のメインイベントである実技講習が始まった。これは4人ひと組でチームを作り、みんなで楽しく狩りをしましょう~といった内容だ。チームは着席順に組まれるコトとなった。

 ワタクシが参加したチームは、1人で講習に来ていた今風だけど礼儀正しい男子ハンターと、カップルで参加した2人の微笑ましいハンターたちの4人。この実技ではお題のクエストは与えられないので、参加者が自由に決めていい。我ら4人も談笑しながらクエストを決めることになった。

Aさん:「なんのクエストをやりましょうか?」
Bさん:「なんでもいいですよー」
Cさん:「誰か終わってないクエストありますか?」
ワタクシ:「もしかして……みなさん全部終わってるんですか?」
A、B、Cさん:「はい、とりあえず全部終わってます」
ワタクシ:「……(やっぱりもっと下のコースに参加するべきだった!)」

 こんな会話のやり取りが行なわれまして、結果的にはワタクシが消化していないクエストをみなさんに手伝っていただくカタチになりました。ホント、すいませんねぇ。せっかくの休日をワタクシのヘルプなんかに使わせちゃって。しかも、ひとりで参加した彼は、すべて1人プレイで終わらせたんだとか。いったいどんな腕前なんだ! 恐るべし。

 ワタクシが終わってないクエストはたくさんあるけど、そのなかから「大連続狩猟クエスト 炎と電気と熱線と」を選ばせてもらった。リオレイア亜種→フルフル亜種→グラビモスが連続して登場する「G★★★」クエストだ。みなさんにはこの提案を快諾していただき、さっそく始めることとなった。しかも、カップルで参加した女性ハンターから「ThaPaeさんが終わってないクエストをかたっぱしからクリアーしちゃいましょう♪」と、実に勇ましいひと言。う~ん、恐るべしG級ハンター強化コース……。

 みんなで武器を選んでさっそくクエスト開始。ワタクシはほかの人の迷惑にならないように、ガンランスはやめて一番多く使っている弓をチョイス(このあたりがちょっとネトゲ脳)。「麻痺と睡眠ができれば、少しは役に立てるかな~」といった計算で挑む。
 クエストが始まり、トントン拍子で狩りが進む。体感では、ものの2~3分でリオレイア亜種は狩れてしまった! ワタクシ、マップ移動に手こずって、攻撃はほとんどしてないのに、さすが全クリアーハンターの力は絶大。

 と、そこに「MHP 2nd G」プランナーの小嶋教官が教室にやってきた。これは、各クラスで突然行なわれる、「抜き打ちテスト」と呼ばれる行事だ。小嶋氏が口頭で出題する問題にいち早く答えると、その受講生にはモンハングッズがプレゼントされる。もちろん、教室中はみんなクエスト中なんで、答えたいけど、それどころじゃない、とまさに阿鼻叫喚の世界。

教官とシャーリーさん

抜き打ちテストにやってきた小嶋教官とシャーリーさん。いやいや、クエスト中なんで答えるの無理ですってば!

 抜き打ちテストが終わるころには我々のクエストも終わり、ワタクシのクエストリストにも「CLEAR!!」の文字が増えた。みなさんアリガトーっ!!

 席替えでメンバーが変わった後もサクサクとクエストをこなす。それにしてもみんな強くて、クエストが終わるのが早い! 狩りが終わったら、みんなからいろいろなアドバイスをもらいつつモンハン談義。
 なんでもこの中の1人は、「ファミ通Connect!On」で「MHP 2nd G」の記事を執筆されてるプロのライターさんだった。同業者がいるなんて想像もしてなかったっちゅーの。
 モンハンのイベントって、こういったアドバイスを見知らぬハンターさん達からもらえるからやめられない。もちろん、攻略本を読んでひとりで勉強するのもいいけど、人と人が向き合って好きなゲームについて話し合えるのは格別だよね。

講義の最後は、お待ちかねの模試結果発表

 クエストの時間が終わったら、先ほど解答した模試の採点済み答案用紙が返却された。1人ずつ名前を呼ばれ、講壇の教官まで受け取りに行く。まず最初に呼ばれたのは女性ハンターで、しかも100点満点! そして、次々と名前が呼ばれて、いよいよワタクシの番。緊張しながら用紙を受け取りに行った……。その結果は、なんと80点!! 奇跡が起こった!! 手当たり次第にマルを付けた問題が、ほとんど合っていた。この夏すべての運をすべて使い尽くしたよう(ちょっと言いスギ)。

模試

講習の最後に採点してもらった模試の結果が返される。1人1人呼ばれるので緊張!

 すべての日程が終わり夏期講習会場から帰る途中、担当編集に今日の結果を報告したが、「80点はスゴいかもしれんけど、どうせマグレでしょ?」と完全に見抜かれていた。チクショーッ、マグレも実力のうちなんだって!! 終わりよければすべてヨシ。とっても楽しい1日でした(何だこのシメは?)。

(次ページ「太田編」に続く)

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