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アップル無線ラインアップを3製品横並び

APR: Time Capsule/AirMac Extreme/AirMac Express

2008年08月15日 18時00分更新

文● 柴田文彦

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4. Performance


ベンチマークには大きな差が現れない

 性能の評価は、IEEE 802.11nの無線LAN経由で、Macからファイル/フォルダーの読み書き、Time Machineのバックアップにかかる時間を計測して評価した。結果にはバラツキがあるものの、ExtremeとTime Capsuleの間には顕著な違いは認められなかった。いずれもMacにハードディスクを直接つないで計測した場合に比べて著しく遅いのは確かだ。Extremeなら、Time Machineの最初のバックアップだけはディスクをMacに直接つないで実行し、そのあとの差分のバックアップは無線LAN経由で行うのが合理的だろう。

 ベンチマークテスト

ほかにも多くの無線LAN機器のある場所でテストしたためか、転送速度のバラツキが大きかった。また、2.4GHzよりも5GHzに設定したほうが全般的に高速な転送速度を示した。傾向としてはAirMac Extremeに3.5インチハードディスクを接続した場合より、Time Capsuleのほうが高速となったが、一部のテストでは逆転も見られる。いずれにしても、大きな差は出ていない。どちらもMacにハードディスクを直付けした場合よりも大きく劣っている

APR: AirMac Series

このテストでもバラツキは大きいが、ピーク速度ではTime Capsuleが勝る。実際の使用感としては速度はほとんど変わらない印象だ


(次ページに続く)

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