ニコンメージングジャパン、「COOLPIX S710」「同S610」「同S610c」「同S560」「同S60」「同P6000」を発表
ニコンの2008年秋
2008年08月08日 04時11分更新
(株)ニコンイメージングジャパンは7日、デジタルカメラ「COOLPIX」シリーズ6機種を8月下旬から9月にかけて発売すると発表した。価格はすべて、オープンプライス。
有効1450万画素CCDを搭載した「COOLPIX S710」は、強度に優れたステンレスボディーを採用するプレミアムコンパクトモデル。28〜101mm相当の光学3.6倍ズームレンズやレンズシフト式手ぶれ補正機能、3.0インチ液晶モニターを搭載しており、プログラム/シャッター優先/絞り優先/マニュアルの4つの露出モードを利用できる。実売価格は4万2800円。
「COOLPIX S610」と「同S610c」は、約0.7秒の世界最速起動がウリ。そのほかの主な特徴は、有効1000万画素CCD、28〜112mm相当の光学4倍ズームレンズ、レンズシフト式手ぶれ補正機能、動いている被写体に追従する「ターゲット追尾」機能──など。「S610c」には、IEEE 802.11b/g規格に準拠した無線LAN通信機能もある。実売価格は、「S610」が3万9800円、「S610c」が4万2800円。
コンパクトなボディーに34.8〜174mm相当の光学5倍ズームレンズを備えた「COOLPIX S560」も、もちろんCCDシフト式手ぶれ補正機能搭載。有効1000万画素CCDを搭載しており、最適なシーンモードを設定する「おまかせシーンモード」のほか、カメラに登録した人の笑顔を優先する「登録人物優先」や目を閉じている人がいた場合に警告を表示する「目つぶり検出設定」など、人物撮影に適した機能を備える。実売価格は3万4800円。
33〜165mm相当でレンズが繰り出さない屈曲式光学5倍ズームレンズやフロントパネルにアルマイト素材の複合曲面デザインを採用したスタイリッシュモデルが「COOLPIX S60」だ。背面の3.5インチワイド液晶モニターはタッチ操作に対応しており、電源とシャッターボタン以外はタッチパネルで操作できる。またCCDシフト式の手ぶれ補正機能やカメラが最適なシーンを選択する「おまかせシーンモード」、笑顔に絶った瞬間にセルフタイマーを切る「笑顔自動シャッター」機能、ハイビジョン対応テレビに出力するためのHDMIミニ端子──なども備えている。実売価格は3万9800円。
「COOLPIX P6000」は、高性能なコンパクトデジタルカメラ「COOLPIX P」シリーズの最新モデル。有効1350万画素1.7分の1インチCCDと28〜112mm相当の光学4倍ズームレンズを備え、プログラム/シャッター優先/絞り優先/マニュアルの4つの露出モードを利用可能。またレンズシフト式手ぶれ補正機能、ISO6400対応、最高10コマの連射から最も鮮明な画像を自動記録する「BBS」(ベストショットセレクター)という、3つのブレ軽減機能を誇る。さらに、GPSを内蔵しているため画像にGeotagを埋め込んだり、100Base-TXイーサネット端子を搭載しているので同社の画像保存・共有サイト「my Picturetown」に直接アクセスしたりすることも可能だ。実売価格は5万9800円。
なお全機種とも、記録メディアは内蔵メモリーのほか、SDメモリーカードだ。