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GPS内蔵とネット連携強化の意欲作 COOLPIX新製品

2008年08月07日 23時27分更新

文● 小西利明/トレンド編集部

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 2008年秋商戦を狙ったデジタルカメラが、各社から続々と発表されている。7日に発表されたニコンの「COOLPIX」新製品では、機能満載のフラッグシップ機「COOLPIX P6000」と、タッチパネル搭載の薄型コンパクト機「COOLPIX S60」が注目だ。


GPS、有線LANなど機能満載 COOLPIX P6000

COOLPIX P6000
COOLPIX P6000

 COOLPIX P6000は、コンパクトデジカメのカテゴリーにありながら、デジタル一眼レフカメラ的な撮影機能と、今までにない新機能をどん欲に取りこんだ製品となっている。

 まず高画質の点では、有効1350万画素の撮像素子を搭載。レンズも特殊低分散レンズ(EDレンズ)を採用した光学4倍ニッコールレンズを使用するなど、画質にこだわった。

 手ぶれ補正機能については、3つの機能で実現している。まず、レンズシフト方式の光学式手ぶれ補正機構に加えて、最大でISO 6400対応の高感度撮影に対応。さらに、最高10コマの連続撮影を行なって、ベストな画像を自動で記録する「ベストショットセレクター」機能も備えている。ハードウェアでぶれを抑制するのには限界があるので、それに加えて、言うなれば「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」式撮影を行なって、ぶれのない写真を最終的に作りだそうというわけだ。

 もうひとつのポイントが、カメラ上で撮影画像の仕上がりを調整する「COOLPIX ピクチャーコントロール」の搭載と、COOLPIX独自のRAW画像形式「NRW」への対応だ。

 前者は撮影画像に対して、メニュー画面からスタンダード、ニュートラル、ビビット、モノクロームの4パターンを選ぶだけで、そのパターンに基づいた画像に仕上げる機能である。後者はCOOLPIX ピクチャーコントロールを利用して、カメラ内現像を行なえるRAW画像の撮影機能となっている。「デジタル一眼レフとRAW現像ソフトを使うほどではないが、写真の仕上がりにはちょっとこだわってみたい」というコンデジ上級者向けの機能と言えようか。

 上述の機能がカメラの基本としての画質の追求にあるとすれば、GPSや有線LAN対応は、カメラの新しい活用提案を志向した機能だろう。

 GPS機能は撮影画像に位置情報を自動で付加する。位置情報付きの画像は、ニコンのフォトストレージサービス「my Picturetown」にアップロードして、地図と連携した閲覧や管理が可能となる。また、同社の画像閲覧ソフト「View NX」も、10月上旬に位置情報と地図連携に対応したバージョンが提供される予定である。

 カメラ本体とmy Picturetownの接続に利用するのが、新たに搭載した有線LANインターフェース(100BASE-TX)だ。LANケーブルを直接カメラにつないで、my Picturetownへの画像アップロードが可能となる。

 なおP6000は有線LANのみで、無線LAN機能は持たない。無線LAN機能は従来機種「COOLPIX S51c」(関連記事)が搭載しているほか、同時に発表された「COOLPIX S610c」が搭載している。

 記録メディアは市販のSDメモリーカードに加えて、48MBのメモリーを内蔵する。重量は約240g(本体のみ)。

 発売時期は9月の予定で、価格はオープンプライス。予想実売価格は6万円前後。

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