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「Geometry Wars: Retro Evolved 2」レビュー

骨のあるSTGが欲しいなら、迷わず「Geometry Wars 2」だ!

2008年08月13日 20時00分更新

文● 飯塚/Webアキバ編集部

最大4人までの新たな楽しみ
「MULTIPLAYER」

 本作からの新要素として、最大4人まで同時にプレイできる「MULTIPLAYER」モードがある。シングルプレイヤーモードで用意された6つのゲームモードを利用して、それぞれの点数を争う「VERSUS」モードと、協力して点数を稼ぐ「COOPERATIVE」モードの2つで遊べる。残念ながらXbox LIVEを介したオンラインプレイに対応せず、オフラインのみとなる。

 MULTIPLAYERでは、シングルプレイ時にはなかったパワーアップ要素があり、スピードアップやショットのパワーアップなど自機の強化のほか、ボムもパワーアップアイテムとして登場する。そのため、DEADLINEなどでのボムの所持はなくなっている。

複数プレイ時はボムはパワーアップアイテムの1つとして登場する。ためることはできず、取ったらすぐに使う仕様だ

 面白いのが協力モードでのコパイロット設定。2つの機体を操ってゲームモードをクリアしていくモードと、1Pが機体の操作、2Pが弾の方向を操作するモードの2つを用意する。協力操作モードではまるで二人三脚をしているような感じでプレイできる。

協力プレイでは2人で1つの機体を操るコパイロット設定が可能。声を掛け合いながら2人で仲良く進んでいこう。なお、「PACIFISM」は弾が撃てないため2人1機で遊ぶことはできない(通常の協力プレイは可能)


あと1ゲームやったら寝よう
で、気づいたら1時間が経過してた!

 「Geometry Wars」の面白さをそのままに、ゲームシステムの変更とゲームモードの大幅追加で正常進化を遂げたと言ってもいい「Geometry Wars: Retro Evolved 2」。前作では敵を倒した数で倍率が上昇していき、1度撃墜されたら倍率が1倍に戻っていたため、比較的長い時間をかけて盛り上がっていく仕様となっていた。本作では、撃墜されても倍率が固定されたほか、難易度の上昇速度が上がっているため、短い時間で盛り上がりを感じられる作りになっている。この盛り上がり感が絶妙で、あと1ゲーム、あと1ゲームと思ってプレイしているうちに止められなくなって、ついつい長時間プレイしてしまうのだ。
 しかし、単純なゲーム性ながらエフェクトの激しさと集中したプレイのため、目と頭にはかなりの負担がかかる。ちょっとしたミスで撃墜されるようなことが繰り返されるようになったら、体はもう限界だということ。素直にプレイを中断したほうがいいだろう。

エフェクト

画面いっぱいに広がるエフェクトと、針の穴を通すような緻密なコントロールは目と頭に結構な負担がかかる

 また、本作はXbox LIVEアーケードタイトルであるため、無料で遊べる体験版が用意されている。体験版ではスコアの保存ができないものの、DEADLINEモードを3分間まるまる遊ぶことができる。もし、自分のフレンドの中でプレイしている人がいるのなら、画面右上にフレンドのハイスコアも表示されるので、それを目標にプレイすることができる。体験版をプレイして、なんとも言えない高揚感を感じることができたなら、すぐさま購入をオススメする。ほかに積んでいるパッケージソフトがあっても大丈夫。ちょっとした時間でプレイできる本作は、パッケージとパッケージの間にスッポリと収まるサイズだからである。

体験版

フレンドが製品版をプレイしていれば、ハイスコアが表示される

協力プレイ

体験版でも協力プレイを楽しめるぞ

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