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iTunesライブラリ管理ソフト

レビュー:TuneRanger

2008年08月07日 18時00分更新

文● 祐天寺浩美

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転送・復元時の日本語ファイル名

 異なるシステム間でファイルを転送すると、ファイル名をはじめとした日本語が文字化けすることがある。そこで、Mac同士/MacとiPod/MacとWindowsの3パターンで、転送後のファイル名に文字化けが発生するかを検証してみた。

 結論から言えば、文字化けは一切発生しなかった。これはiTunesのライブラリへ楽曲を転送するときに、iTunes自身がファイルに組み込まれたタグ情報を読み取ってファイル名を付け直しているからだ。そのため、iPodからiTunesに楽曲を復元した場合も、Finderに表示される楽曲のファイル名は曲名が反映されている。

TuneRanger

iTunesの情報ウィンドウでタグ情報は確認や編集が可能。なお、iTunes Storeで購入したDRM付きのファイルは、転送後の再生時にiTunes Storeの認証を求められる

TuneRanger

アーティスト名/アルバム名/曲名がすべて日本語の曲を転送したが、図の通りまったく文字化けを起こしていない。これは1回の転送数を多くしても同じだ


【Conclusion】
○  メインとなる転送機能は、マウス操作だけで行えるシンプルさ。また、LAN内にある別のマシンのiTunesに接続するのにも特別な知識は必要ない

×  iTunes以外のソフトと連携したり、CDに書き出すなど機能の拡張性がまったくないため、製品紹介に載っている以上のことができない。

(MacPeople 2008年9月号より転載)


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