レジャーに嬉しいポケットサイズ、従来機のモッサリ感も解消!
モードパレットと呼ばれるアイコンから操作する方式は従来のOptioシリーズと同様だ。ただし、従来はポートレートモードとして搭載されていた顔検出は独立したボタンとして用意された。このボタンで顔検出のON/OFF、スマイルシャッターモードの切り替えを行なう。
もっとも、シーンモードでAutoPictやポートレートを設定していると顔検出は常時ONとなり、ボタンはスマイルシャッターのON/OFFのみとなる。
従来のOptioシリーズではメニュー操作などのレスポンスがややもっさりして遅い印象があったが、本機では遅い印象はほとんどない。顔検出の追従性やスマイルシャッターの反応速度なども問題なかった。
AutoPictによるシーン認識もほとんど問題なく、顔認識と合わせてとくに露出などを大幅に外すことはまずない。
薄型ボディーに加えてレンズの出ない屈曲光学系のため、ポケットにも気軽に入れられる。撮影後にもレンズの沈胴を待つことなくポーチやポケットに突っ込めるために手軽だ。
なお、レンズ部が硬質ガラスで覆われているとはいえ、コインなどの金属と一緒にすると液晶面やボディーが傷付きやすい。持ち歩きにはポーチが欲しいところ。