横着な筆者は、ベースマシンをメーカー製に
まずはマシンの調達から。さすがに地デジの複数チャンネル録画はマシンパワーが必要であり、手持ちの古いマシンでというわけにはいかない。
メーカーから必要スペックは提示されていないが、とりあえず同社がデモで使用した程度のスペック――4コアCPUと2GB以上のメモリー、2TB以上のHDD搭載のマシンを用意することにした。
イチから作るかどうするか悩んだが、今回は横着してメーカー/ショップブランドの製品の中から適切なベースマシンを選び、そこにカードを装着することにした。いろいろ探したが、筆者のツボにはまったのがエプソンダイレクトのミドルタワーパソコン「Endeavor Pro4500」(関連記事)だ。 Core 2 Quad Q9550(2.83GHz)に4GBメモリー、1TBのSATA HDDを内蔵して約30万円と価格的にもリーズナブルである。
スペック的にはまず十分だし、拡張カードスロットも多い。さらに、素晴らしいのが、前面のドアから内蔵の3.5インチHDDを抜き差しできる点。8チャンネルを同時録画するためには、1日2TBは欲しいところなので、あっという間に録画データでHDDがいっぱいになってしまう。その場合はHDDを換装すればそれで解決(もちろん録画中は不可能だが)。ビデオテープ代わりにHDDをズコバコやれてしまうのである。