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SCEJのクリエイター発掘支援プログラム「PlayStation C.A.M.P!」

XI[sai]や無限回廊に続くヒットを狙え!!

2008年07月29日 17時34分更新

文● 編集部

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 「PlayStation C.A.M.P!」は、ゲームクリエイターを開発経験や国籍不問(ただし18歳以上)で広く募集するクリエイター発掘支援プログラム。ブロードバンド・インターネットの普及に伴うプレイスタイルの変化に合わせて、現在の感性や斬新なアイデアを広く集めて、次なるヒット作を生み出していこうというプロジェクトだ。

PlayStation C.A.M.P!公式サイト

PlayStation C.A.M.P!公式サイト

 1995年から1999年に実施された前身プロジェクト「ゲームやろうぜ!」では、プレイステーション用ゲームとしてヒットした、サイコロパズルゲーム「XI[sai]」、ネコのトロが可愛い仕草やセリフでハートをわしづかみにした「どこでもいっしょ」といったミリオンセラーが生まれた。
 2006年に実施された際には、「無限回廊」「勇者のくせになまいきだ」「マイスタイリスト」といった新感覚のヒット作が合格者から生み出されている。

 応募は公式サイト(下記関連サイトを参照)からのアップロードで行ない、1人で何作品でも応募可能。内容はゲームの企画やアイデア、シナリオを文書にまとめたものから、プログラムやグラフィックス、動画作品もOK。“プレイステーションフォーマット”(プレイステーションシリーズのハードウェア)で動作することが条件だが、必ずしもゲームである必要はなく、インターネット経由のコミュニケーションやCGM/UGC(参加ユーザーが作り出すメディアやコンテンツ)でも、斬新でユニークな発想であれば採用の可能性があるという。

PlayStation C.A.M.P!のロゴ

PlayStation C.A.M.P!のロゴ

 審査は三次まで行なわれ、一次は書類選考、二次と三次は面接(選考委員はSCEJ社員ならびにゲーム専門誌編集長を予定)。作品受付は2008年10月1日から10月30日(必着)まで。合格者には、開発までのすべての制作費、生活費をソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン(SCEI)が負担。ソフトが発売されれば、売り上げに応じた印税が支払われる。また、開発に必要なオフィス(事務所)や機材、ソフトウェア、ならびに人材といったリソースも支援するという。新しいゲームやエンタテインメントのアイデアを暖めている人は、この機会にぜひチャレンジしてみよう。


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