コミケ・ワンフェス直前対策!「俺」流コスプレ撮影術
カット#04 キャッチを入れてレイヤー嬢のハートをキャッチ!
2008年07月29日 21時00分更新
シャッターを斬る! 日陰や逆光と戦う
これまでコスプレ広場は西館屋上だったため、ほとんどが日当たりの良い場所だった。しかし今回からは、レストラン街の庭園になるということで、日陰での撮影が多くなることに注意しよう。
現場を下見してきたが、日陰もかなり多種多様。樹木を抜ける木漏れ日の日陰から、暗めの木の影、遊歩道下のかなり暗い日陰までさまざまだ。
撮影のポイントは、レイヤーさんごとにホワイトバランスを確認すること。日陰なら日陰モード、ひなたなら太陽光モード。ついつい確認を忘れがちになり、直前に撮影したホワイトバランスで撮影しがちなので注意したい。
木漏れ日のあるような比較的明るい日影の場合は、日陰モードと日光モードでテストしてみて、どちらで行くかを決めるといい。もしそんな時間がない場合は、オートホワイトバランスに頼る手もありだ。
日陰での撮影は、ひなたでの撮影と同じようにすればいい。いちばん暗い日陰は遊歩道下だったが、通路が白くこれに反射した光が遊歩道下にも回り込んでいたので、メインをストロボ光にするまでもないといった感じ。
注意すべき点は、通路下の影で撮影すると日陰とひなたが混在する点だ。レイヤーさんの上半身だけひなた、下半身は日陰になってしまう場合は、何歩か移動してもらって全身がひなた(もしくは日陰)に入るように声をかけよう。
下からの煽り構図で逆光になってしまい、レイヤーさんの顔が黒く潰れてしまうような場合は、ストロボの発光量を多めにしたり、ストロボをオートモードにするといいだろう。
なかなかうまく撮影できないという場合は、カメラの設定をポートレートモードにしてなんとか凌ぐ手もありだ。
今回の「カット#04 キャッチを入れてレイヤー嬢のハートをキャッチ!」はいかがだっただろうか。今回のストロボブラケット自作のススメなど、筆者はこんなものまで自作するのか……という何か執念のようなものを感じていただければと思う。
ということで次回は最終回「カット#05 女の子をソノ気にさせる口説き方」をお送りする予定だ。より強力な藤山ワールドを展開しつつ、重要なこともきちんと解説しているので、ぜひ最後までおつきあい頂ければ幸いである。
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