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NVIDIA「GeForce 9800 GTX+」

NVIDIA「GeForce 9800 GTX+」発売開始! 初値2万円台!

2008年07月28日 19時00分更新

文● 増田

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 先月発表されたNVIDIAのGeForce 9シリーズ最新GPU「GeForce 9800 GTX+」を搭載したビデオカードの販売がようやくスタートした。ZOTAC「ZOTAC ZT-98PES2P-FSP」と玄人志向「GF9800GTX+-E512HW」の2モデルだ。

NVIDIA初の55nm採用GPU「GeForce 9800 GTX+」を搭載したビデオカードの販売がようやくスタート

NVIDIA初の55nm採用GPU「GeForce 9800 GTX+」

仕様

製造プロセスが65nmから55nmにシュリンクされたほか、コアクロックが675MHz→738MHzに、シェーダクロックが1688MHz→1836MHzにアップした

 型番の「+」が示す通り、同GPUは「GeForce 9800 GTX」をベースとした新型GPUだ。スペック上の変更点は、製造プロセスが65nmから55nmにシュリンクされたほか、コアクロックが675MHz→738MHzに、シェーダクロックが1688MHz→1836MHzにアップ。その他の仕様については従来の「GeForce 9800 GTX」と全く同じ。「GeForce 9800 GTX+」は「GeForce 9800 GTX」のオーバークロック版という考えで間違いはないだろう。
 なお「GeForce 9800 GTX+」については「格安ハイエンド「GeForce 9800 GTX+」の実力やいかに?」「RD vs. GF対決! お買い得なビデオカードを探る!」でじっくりと検証している。詳細はそちらを参考にしていただきたい。

カード本体は、2スロットタイプで大型の冷却機構、2基の6ピンPCI Express電源を備えるなど、「GeForce 9800 GTX」と同じ。搭載メモリはDDR3 512MBで、ブラケット部はDual DVI-I(DualLink対応)/HDTV-OUTという構成

 カード本体は、2スロットタイプで大型の冷却機構、2基の6ピンPCI Express電源を備えるなど、「GeForce 9800 GTX」と同じ。搭載メモリはDDR3 512MBで、ブラケット部はDual DVI-I(DualLink対応)/HDTV-OUTという構成だ。
 さて、本来「Radeonシリーズ」対抗モデルという色合いの強い「GeForce 9800 GTX+」は、販売価格もかなり戦略的なものということで注目を浴びていた。まず登場の2製品は以下の表のような価格で販売されているわけだが、性能と価格のバランスという意味では、やはりお買い得度は高い。もちろん、値下がりの激しい「GeForce GTX 260/280」やライバルである「Radeonシリーズ」の存在を加味した場合の状況は変わるが、元来「GeForce派」を自称するユーザーならば、つい最近までシングルGPU最速を誇っていた製品が2万円台で買えるというのは大きな魅力だろう。

ZOTAC「ZOTAC ZT-98PES2P-FSP」と玄人志向「GF9800GTX+-E512HW」の2モデル。今後も他社から続々と発売される見込みだ

価格ショップ
ZOTAC「ZOTAC ZT-98PES2P-FSP」
¥26,980ツクモパソコン本店II
TSUKUMO eX.
¥27,480アーク
¥27,980T-ZONE.PC DIY SHOP
¥29,980ドスパラ本店
玄人志向「GF9800GTX+-E512HW」
¥29,799ツクモパソコン本店II(15%ポイント還元)
TSUKUMO eX.(15%ポイント還元)
¥29,980ドスパラ本店

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