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新機種リポート:iPhone 3G Vol.3

iPhoneの説明書(中編)

2008年07月25日 00時00分更新

文● MacPeople編集部

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iPhone

8. カメラ/写真

iPod touchにはないiPhoneの特徴であるカメラ機能は、200万画素と性能は高くないものの、スペックに見合ったさまざまな機能が組み込まれている。撮影した画像をトリミングしてユーザー画像として使ったり、メールやMobileMeに送信したりすることができる。手ぶれ補正機能は備えていないものの、液晶面がファインダーとなるので両手で構えれば意外とブレずに撮れる。なお、iPhoneで画像を閲覧するソフトは「写真」だが、「カメラ」からその機能を呼び出して「カメラロール」をブラウズ可能だ。



写真を撮る

ホーム画面の「カメラ」をタップするとカメラが起動する(左)。ここで下部の「カメラ」アイコンをタップすれば、シャッターのアニメーションを伴って撮影できる(中、右)。iPhoneの向きを変えれば自動的に縦/横位置の撮影が可能だ


カメラロールを開く

撮影した写真はホームの「写真」をタップすると現れる、「写真アルバム」の最上位の「カメラロール」に保存される(左)。画面下の再生ボタンを押すとスライドショーが始まり、各写真をタップすればその写真が全体表示される(右)。写真アルバムに戻りたければ「写真アルバム」ボタンを押せばいい

「カメラロール」には、「カメラ」画面左下のアイコンからもアクセス可能だ(左)。「写真」からアクセスした「カメラロール」とは異なり、「写真アルバム」に戻るボタンやスライドショーの再生ボタンは用意されず、代わりにカメラのシャッターボタンがある(右)


写真を整理する

iPhone

「写真」の各アルバムでは、フリック操作で写真を指先でめくっていける。「カメラロール」の場合は、右下のゴミ箱アイコンをタップして写真の削除が可能だ。なおパソコンから同期したほかのアルバム内の写真は削除できない

iPhone

確認ダイアログが表示され、「写真を削除」をタップすればいい

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削除が実行される際はゴミ箱に吸い込まれるアニメーションが付く。ゴミ箱のフタが開いている点も芸が細かいところだ


壁紙に登録する

写真のブラウズ中に左下のボタンをタップすると、ボタンメニューが画面下部からせり上がってくる(左)。ここで「壁紙として使う」をタップすれば、画像の編集画面に切り替わる(中)。ピンチイン/アウトの操作で縮小/拡大、ドラッグ操作で位置合わせを済ませたら、「壁紙に設定」をタップすれば背景画像に登録される(右)


メール/ユーザー画面

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同様に「写真をメール」「連絡先に設定」も選べる。なお「MobileMeに送信」は同サービスに登録して設定を済ませてるユーザーにだけ表示される項目だ

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「写真をメール」を選ぶと、表示中の画像が添付された状態でメール送信ウィンドウが現れる。宛先や件名、メッセージを打ち込んだら「送信」をタップすればいい

iPhone

「連絡先に設定」をタップすると、壁紙登録時と同様の編集画面が現れて、拡大/縮小が可能だ。登録した画像は図版のように組み込まれる


MobileMeに送信

このボタンをタップすると、現在公開中のウェブギャラリーのフォルダーが表示される(左、中)。複数のギャラリーを公開している場合は、任意のフォルダーをひとつ選ぼう。フォルダー選択後は、メール送信と同様の新規メッセージ作成画面が現れる。宛先や件名は自動的に追加されるので、画像内容を確認して「送信」をタップすればOKだ(右)

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なおこの機能を使うには、MobileMeへの入会はもちろんのこと、iPhotoを使って事前にウェブギャラリーを公開しておく必要がある。それらを済ませていないと、メニュー項目に現れない


スライドショー

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ホームの「設定」から「写真」を選ぶと、スライドショーの設定をカスタマイズできる。画面の切り替え効果である「トランジション」は、キューブ/ディゾルブ/波紋/ワイプアクロス/ワイプダウン──の5種類だ

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写真をブラウズ中に画面下の再生ボタンをクリックするとスライドショーが始まる。図版はMac OS Xでおなじみの「キューブ」効果


(次ページに続く)

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