各ビデオカードのステータス
ベンチマーク
9800GTX+と9800GTXのデータは前回のものを流用するため、テスト内容についても前回と揃えている。テスト環境は以下の通り。
テスト環境 | |
---|---|
CPU | インテル「Core 2 Extreme QX9650」(3GHz) |
マザーボード | ASUSTek「P5Q」(P45+ICH10R/BIOS 0703) |
メモリー | GeIL「GB24GB8500C5QC」(DDR2-1066 1GBx2) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce 9800 GTX + /512MB(リファレンスモデル) NVIDIA GeForce 9800 GTX /512MB(リファレンスモデル) NVIDIA GeForce GTX 260(XFX製) NVIDIA GeForce GTX 280(玄人志向製) ATI Radeon HD4870(Force3D製) ATI Radeon HD4850(Force3D製) |
HDD | HGST「HDP725050GLA360」(500GB SerialATA) |
電源ユニット | サイズ「GOURIKI-550」 |
OS | Windows Vista Ultimate SP1 |
チップセットドライバ | Intel Chipset Software 9.0.0.1007 |
グラフィックドライバ | ForceWare 175.19 ForceWare 177.39β ATI Catalyst 8.6 |
テストは「3DMark Vantage」、「3DMark06」、「ロストプラネット エクストリームコンディション」(以下ロストプラネット)、そして「Crysis」の4本だ。3DMark Vantege以外は標準設定のほかにアンチエイリアス x4 MSAAをかけ、異方形フィルタリング16倍にした「高負荷モード」でも計測を行った。また解像度は3DMark06とロストプラネットが1280×1024、1600×1200、1920×1200の3パターン、Crysisはゲーム自体が重いので1024×768、1280×1024、1600×1200の3パターンで計測を行った。3DMark VantageはPerfomance、High、Extremeの3パターンだ。
ロストプラネット、Crysisの設定はDX10モードにてすべてのグラフィックスオプションを「高」にしている。そしてオプションでDX10モードがある部分は「DX10」を選んでいる。
ドライバによる違いだが、以下の組み合わせでテストを行った。
・9800GTX / ForceWare 175.19
・9800GTX+ / ForceWare 175.19
・9800GTX+ / ForceWare 177.39
・9800GTX+ / ForceWare 177.39+PhysX ※3DMark Vantageのみ
・GTX 260/280 / ForceWare 177.39
・GTX 260/280 / ForceWare 177.39+PhysX ※3DMark Vantageのみ
9800GTXのみ175.19での計測結果となるが、他のNVIDIA製品は177.39で比較することとする。なお3DMark VantageはNVIDIA PhysXを有効にした場合と無効にした場合の両方を計測している。
(次ページへ続く)
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