このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

デルの10万円BDパソ「Studio Hybrid」は魅力的か (2/2)

2008年07月29日 13時00分更新

文● 盛田 諒/トレンド編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

随所に輝くギミック、日本家屋にもしっくりくるカバー


カラバリ

7色のカラーバリエーション。正面左側からトパーズオレンジ、ジェードグリーン、ルビーレッド、スレートグレー、クォーツピンク、サファイアブルー、ナチュラルバンブーの順

電源ギミック

電源ケーブルの接続部にも青色LEDランプが内蔵され、まばゆく光るギミックが

 アクリルカバーに包まれた本体には、細かいギミックが盛り沢山だ。白く輝く「Hybrid」のロゴがタテ置き/ヨコ置きで自動で切り替わるギミックなど、インテリアとしてもかなり美しい。

 このアクリルカバーはカンタンに脱着可能。全7種類のカバーに「着せ替え」できる。曲面状にした竹そのものを素材に使った「ナチュラルバンブー」などもあり、自然と家具になじむデザインになっている。

本体をタテ置きしたところ。本体下部に「Hybrid」のロゴが浮かぶギミックが美しい

本体をヨコ置きしたところ。「Hybrid」のロゴもヨコになる。ブラケットはタテ置きと共用

カバーを着せ替える際は、2つのブラケット差し込み口の中間にあるネジを外す

カバーを外したところ。7種類のカバーを着せ替えできる

ペットボトルと同じサイズの本体

カバーを外した本体はペットボトルとほぼ同じサイズ

 カバーは注文時にオプションで選択できるほか、1つ2000円で別途購入することもできる。いくつか持っておいて、季節やそのときの気分で使い分けるのもアリだろう。



BDパソコンをガジェットとして買う、という発想


 このモデルは「これもできなきゃ、あれもできなきゃ」というハイエンドな要望を抱えるユーザーにはハッキリ言って不向きだと思う。

 逆に「パソコンでインターネットとメールが出来ればいいな」というくらいのライトユーザーが、BDプレイヤーなどのAV家電と比較して「こっちもいいな」と選ぶのが正解だろう。

片手で持つとこんな感じ。やっぱ小さい!

ふだんPlayStation 2を入れているAVラックに置いてみた。新しいゲーム機みたいだ

 その意味でこのモデルの魅力は、例えばamadana製の電卓や電話機などのガジェットと同じように、気軽にパソコンを選んでこられることなのではないか。

 いわゆるパソコンの重々しさがなく、インテリアとして気軽に導入できるこの軽さ(値段も含めて)を強みに出来るのが、この機種の「答え」なのだと思う。さまざまなファイル形式に対応した多機能プレーヤーとしてのパソコンという使い方も、身近になってきそうだ。


Studio Hybrid 最小構成
CPU Celeron 550(2GHz)
グラフィックス機能 Intel GM965チップセット内蔵
メモリー 1GB(最大4GB)
HDD 160GB
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
OS Windows Vista Home Basic SP1
サイズ 幅78×奥行211×高さ216mm
重量 約1.8kg
価格 6万9800円

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

ASCII.jpおすすめパック
製品ラインナップ
インテルバナー