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T教授の「戦略的衝動買い」 第12回

MacBook Airを守る「半スケの鎧」

2008年07月23日 11時00分更新

文● T教授

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カンタン装着


 人によって意見は異なるだろうが、究極の表面処理を施したMacBook Airだからこそ、それを守るためのポリカーボネイト(最近では普通のプラスチック)製ケースが登場してもおかしくないはずだ。

精悍なAir

半透明なブラックのケースを装着すると、MacBook Airが精悍なPCに早変わり。天面の光るリンゴマークを綺麗に見せてくれる

 見た目が角の取れた丸いイメージのあるMacBook Airは、ケースが装着しにくそうにも思えるが、意外とそうでもない。

 MacBook Airは、ノートパソコンで伝統的なクラムシェル・スタイルを頑固に守っており、天面や底面にゆるいカーブが付いているのに対して、液晶ディスプレー面やキーボード面は完璧にフラットな形状だ。そのため、液晶面やキーボード面の角に小さな爪さえ引っ掛けられれば、かなり確実にケースをホールドできる。

 このケースで悩ましいのがその重量だ。筆者の普段使いの鹿革の封筒ケースが140g、MacBook AirのテレビCMにも登場する紙の封筒が約20g、対してSeeThruは375gもある。1360gという軽さがウリのMacBook Airに装着すると、なんと1720gにもなってしまった。

拡張ポート部

拡張ポート部分はくり抜かれており、操作性は犠牲にならない

足

4つのスリップ防止足も効果的。当然ACアダプターポートも最小限にくり抜かれている

使用時

MacBook Air使用時にユーザーが前面からみてもSeeThruはほとんど目に付かず違和感がない

紙封筒

SeeThruで少々メタボになってもお約束の紙封筒には余裕で入る

 しかし、どんな封筒ケースより本体表面を新品同様に保護してくれることは確実だ。ただし、過剰に保護しているように見えるのか、最近「ひととおり見せ終わったら、T教授がMacBook Airをヤフオクに出すらしい」という根も葉もない悪い噂が出始めているらしい。


今回の衝動買い

アイテム:SeeThru for MacBook Air(スモークブラック)
購入価格:5980円(有楽町ビックカメラ Mac製品売り場)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。



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