小型化しても画質はアップ
小型化を実現するため、基板を10枚から12枚にしたり、レンズなどの光学系を見直すなど、内部の空いているスペースを極力有効活用するように設計し直した。
その結果、光学性能を落とすことなく、むしろ向上させている。
動画の撮影素子としては世界で初めて700万画素クラスの高解像度CMOSセンサーを採用。動画撮影時には467万画素でオーバーサンプリング撮影し、フルハイビジョン映像(207万画素)にする。これにより細かい部分の表現力が向上しているという。
撮影モードは以下の通り。HX/HF/HSはハイビジョン(AVCHD)、SXとSFはSD画質(DVD-VideoまたはDVD VR)となる。
撮影モード(ビットレートはすべてVBR) | |
---|---|
HX | 1920×1080ドット、15Mbps、MPEG-4 AVC |
HF | 1440×1080ドット、11Mbps、MPEG-4 AVC |
HS | 1440×1080ドット、7.5Mbps、MPEG-4 AVC |
SX | 720×480ドット、9Mbps、MPEG-2 |
SF | 720×480ドット、6Mbps、MPEG-2 |
また、従来機種の最低照度は24ルクスだったが、新機種では5ルクスとなり、より暗い場所での撮影も可能となった。
そのほか、顔認識機能や光学式の手ぶれ補正機能を新たに搭載する。