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ハンディーになった日立のBDカム

2008年07月24日 11時00分更新

文● 橋本 優/トレンド編集部

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小型化しても画質はアップ

奥行きが25mmも小さくなっている

奥行きが25mmも小さくなっている



 小型化を実現するため、基板を10枚から12枚にしたり、レンズなどの光学系を見直すなど、内部の空いているスペースを極力有効活用するように設計し直した。

BDドライブ自体も数ミリ薄くなっている

BDドライブ自体も数ミリ薄くなっている

 その結果、光学性能を落とすことなく、むしろ向上させている。

 動画の撮影素子としては世界で初めて700万画素クラスの高解像度CMOSセンサーを採用。動画撮影時には467万画素でオーバーサンプリング撮影し、フルハイビジョン映像(207万画素)にする。これにより細かい部分の表現力が向上しているという。

 撮影モードは以下の通り。HX/HF/HSはハイビジョン(AVCHD)、SXとSFはSD画質(DVD-VideoまたはDVD VR)となる。

 
撮影モード(ビットレートはすべてVBR)
HX 1920×1080ドット、15Mbps、MPEG-4 AVC
HF 1440×1080ドット、11Mbps、MPEG-4 AVC
HS 1440×1080ドット、7.5Mbps、MPEG-4 AVC
SX 720×480ドット、9Mbps、MPEG-2
SF 720×480ドット、6Mbps、MPEG-2

 また、従来機種の最低照度は24ルクスだったが、新機種では5ルクスとなり、より暗い場所での撮影も可能となった。

 そのほか、顔認識機能や光学式の手ぶれ補正機能を新たに搭載する。

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