この1年、DTP業界では、有名ソフトのメジャーアップデートが行なわれてきた。
昨年6月には、PhotoshopやIllustratorなど、アドビのクリエイティブ関連ツールが「CS 3」として一斉に登場。次いで10月、Mac OS Xの最新バージョンとなるMac OS X 10.5「Leopard」が市場に投入された。そして今年の7月31日、Leopard対応のレイアウトソフト「QuarkXPress 8」が発売される。
そうしたソフトの進化に歩調を合わせるように、沖データはA3ノビ対応のカラーLEDプリンターを4機種、8月上旬より発売する。同社のクリエイティブ市場向けプリンターとしては約3年ぶりのリリースとなる新製品で、いずれもLeopard対応をうたっているのが特徴だ。
上位機となる「MICROLINE Pro 930PS」シリーズは、印刷解像度が1200dpiで、最大印刷速度がカラーが36ページ/秒、モノクロが40ページ/秒。価格は「MICROLINE Pro 930PS-S」が78万5400円、両面印刷ユニットが付属する「MICROLINE Pro 930PS-X」が104万7900円。
普及機となる「MICROLINE 910PS」シリーズは、印刷解像度が600dpiで、最大印刷速度がカラーが36ページ/秒、モノクロが40ページ/秒。価格は「MICROLINE 910PS」が41万7900円、両面印刷ユニットが付属する「MICROLINE 910PS-D」が43万8900円。
なお、沖データは、ビジネス向けA4プリンター「C710dn」も8月上旬に発売する。こちらは標準トレーで530枚の給紙が可能なのが特徴だ。出力解像度は600dpiで、最大印刷速度はカラーが30ページ/秒、モノクロが32ページ/秒、価格は20万7900円。