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キャリア・ピックアップ 第54回

インダストリアルデザイナーという仕事

カシオG'zOneのデザインが変わったワケ

2008年07月18日 04時00分更新

文● 大城祐

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どのようにインダストリアルデザイナーになれたのか

 先述のとおり、これまで注目される製品に関わり、情熱的に仕事をしてきた杉岡さん。インダストリアルデザイナーという職業にどのように就いたのか、その経緯を最後に聞いてみた。

G'zOne W62CA

「原点は中学生時代です。当時、ソニーのミニコンポなどオーディオにはまっていて、『いつか自分でデザインした機器を自分で使ってみたい』と思っていました」

 その後の進路は、武蔵野美術大学を選択し、卒業後カシオ計算機に入社。

「中学時代からインダストリアルデザイナーという職業を意識していた点では僕は変わり者だったと思います。オーディオ以外に時計も好きでしたから、いろんなコンシューマー商品に関わることができるカシオ計算機に入社できたのはよかったと思います」

 配属されたのはデザインセンターだった。ここにはいつくかの部署がある。最初の仕事は子供向けのミニキーボードなどと呼ばれる、電子楽器のデザインだった。49鍵の小さなものから手がけ、やがて61鍵の大きな製品のデザインを任されるようになった。

「電子楽器のデザインは6年ほどやりました。その後、PDAやポケットPCのデザイン、携帯電話は2004年から手がけ始め、今回で8作目になりました。関わった製品の分野はいろいろですが、僕は入社以来、ずっとプロダクトデザインの道を歩いてきていることになります。自分がデザインしたものを使っている人を街中で見かけると、嬉しい気持ちになるのと同時に『何が気に入ったのかな』と気になるのは、今も昔も変りませんね」

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