AVCHD規格を超える24Mbpsの録画
HF11はMPEG-4 AVCの圧縮エンジンを新しくすることで24Mbps圧縮を可能としノイズを低減した。水の流れる映像や高速に動く物体の輪郭など、ノイズが載りそうな部分もほぼノイズレスで綺麗に表現できる。
外付け記録型DVDドライブ「DW-100」を使うことで、カメラから直接DVDへの書き込みが行なえる。24Mbpsの動画をDVDに書き出すことも可能だが、AVCHDの規格ではDVDに記録する場合の上限は18Mbpsとなるため、24Mbpsで書き出したDVDは規格外となる。
つまり、24Mbpsで書き出したDVDは「プレイステーション3」などの汎用プレーヤーでは再生できず、DW-100でのみ再生が可能だ。また、パソコン用付属ソフト「ImageMixer 3 SE Ver.3」を使って、18Mbps以下にビットレートを下げてAVCHD規格のディスクを作成できる。なお、ImageMixer 3 SE Ver.3はBlu-ray Discをサポートしており、パソコンにBDドライブが接続されていれば、24Mbpsの動画をBDに書き出すことができる。
MXPモードでは、32GBの内蔵メモリーに2時間55分の記録が可能。また、SDメモリーカードやSDHCメモリーカードを挿入することで、さらに容量を増やすことができる。