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T教授の「戦略的衝動買い」 第10回

理想の「一泊出張カバン」を見つけた

2008年07月09日 11時00分更新

文● T教授

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理想の一泊出張カバン


 筆者は長年ルイ・ヴィトンの黒いアタッシュケース「プレジデント」を愛用してきたが、その半端ではない重量は、出張中の楽しい寄り道を諦めさせるには十分だ。一時期、容量の大きな革製のトートバッグも利用したが、収納物の出し入れの簡単さの反面、カジュアル過ぎるのが問題だ。

 その点、ヴィトン社が手掛ける「ノマド」シリーズの「ゲネブ」(GMサイズ)は、ブリーフケースの使いやすさと、余裕ある容量を実現しており、筆者にとっては「理想の一泊出張カバン」だった。

ゲネブGM

ゲネブGMは一辺40cmの正方形のブリーフケースだ。商品はすでに販売終了。販売時の定価は30万円弱で、現在インターネットオークションで見つかれば半額の15万円前後で手に入ることが多い

スリーブ

前面にある2個のスナップで開閉する薄いスリーブが、ちょっとしたものを入れるのに便利だ

内部

内部は手触り抜群の革製。大小2つのポケットや携帯電話ポケットがある

底面

底面のマチ幅は17cmとかなり大型

底面

接地のため、底面に鋲がないことが気にはかかる

 時間をかけたタンニンなめしでキャメルカラーの牛革は落ち着いた雰囲気。床に自立し、ダブルファスナーで開口部が大きく開く構造は、クライアント先で書類やノートパソコンを簡単に出し入れできる。

 大きなGMサイズは底面のマチ幅が17cmもあり、収納力も抜群だ。宿泊先で使う着替えや小物は小袋に入れて一番底に入れておくことで、誰の目にも付かないように収納できる。ゲネブGMは短期出張に十分耐え得る、ビジネスピープルのための最適ブリーフケースだろう。


今回の衝動買い

アイテム:ルイ・ヴィトン 「ノマド」シリーズ「ネゲブ」GM
購入価格:約30万円(ネット上のショップ)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。


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