4. 魅力を凝縮! chumbyフォトギャラリー
いきなりややこしい話で突っ走ってしまったので、ここでかわいらしいchumbyと工夫の凝らしたパッケージを眺めて心を落ち着けよう。ガジェット系のブログではおなじみ「Unboxing」(開封)。そうせざるを得ないほどchumbyのパッケージには感心させられるのだ。
デジタルデバイスといえば、色気のないダンボールに梱包されているのが普通だが、chumbyはひと味違う。箱を開けて薄手の梱包材を取り除くと、麻袋が出てくる。中からスニーカーでも出てきそうな雰囲気だ。
中からスニーカーが出てきてもおかしくない、chumbyのこじゃれたパッケージ
麻袋の中には、chumby本体と小さい麻袋、ロゴ付きのACアダプター、簡単なマニュアル、そして青い小さな袋に「チャーム」と呼ばれるストラップ付きマスコット3つとそのカタログが入っている
チャームは3個1組で5セット、つまり15種類ある。chumby本体には第1セットが付属しており、あとの4セットはオプションだ(各4.95ドル)。写真は、左3つが第1セットと、右3つが第3セットのチャーム
chumbyのデザインは、知る人ぞ知るスーザン・ケア氏の手によるもの。Macのユーザー・インターフェースを手がけたことで伝説的存在の彼女……。chumbyの癒し系インターフェースはもちろん、チャームに至るまで彼女のデザインだ。
正面。スクリーン左下にある3つの小さな穴はマイクだ。感度設定が可能なAGC(オート・ゲイン・コントロール)付きで、実用度は高い。将来的にはマイクを使ったウィジェットが登場するかもしれない
上面。見ただけではわからないが、本体上部にはスクイーズセンサー(ボタン)がある。上からchumbyをつぶすように押すとカチリと反応して、本体を設定するコントロールを呼び出せる。また、目覚ましが鳴っている最中は、これが当然スヌーズボタンの役割も果たす
側面から見ると、スクリーンが少し上向きになっていることがわかる。またchumbyの左側面にはリベットが用意されており、ここにチャームを設置する
chumbyの背面。露出したプラスチックのパネル上に、ステレオスピーカー、ACアダプター端子、電源スイッチ、ヘッドホン端子、USB2.0端子×2基が実装されている
底面には、マジックテープで閉じられた口が設けられている。中には006P角型電池のホルダーがあり電池電池駆動も可能。ただし、動作が安定しないこともあるため、基本的にはACアダプターで駆動させよう。電池を装着した状態でACアダプターをつなぐとそちらが優先されるため、電池はあくまでUPS的にとらえたほうがいい
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