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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第60回

車の下から「ニャ~」 猫のかくれんぼ

2008年07月02日 16時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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車の下は格好の隠れ家


 逆に、隠れたいときはクルマの下。エンジンが冷えていれば、日差しを避けるにもいい。たぶん、涼しいはずだ。

クルマの下は猫の格好の隠れ場所

クルマの下は猫の格好の隠れ場所。すぐ逃げられるし、見つかりづらいしね (2007年11月撮影 松下電器産業「LUMIX DMC-L10」)

そそくさとクルマの下へ逃げ込む猫

陽射しをさけて、そそくさとクルマの下へ逃げ込む猫 (2007年7月撮影 ニコン「D40」)

 とっさに逃げ込む場所としてもクルマは有用だけど、このベンツは車高が低いのか、苦労して潜り込んでおりました。器用なもんである。この日は真夏で超暑かったので、日向に出ないよう苦心してた風でもある。

 明暗差が激しい真夏の昼間に日陰に入られると、カメラ的にはちょっと苦しい。しょうがないけど。

 最後はクルマの影からひょこんと顔を出した猫。じろっとにらまれました。

じっとこちらを見つめる猫

クルマの影から顔を出してじっとこちらを見つめる猫。もちろん警戒してるのである (2007年1月撮影 ニコン「COOLPIX S10」)

 これから暑くなる季節、意外に駐車場のクルマの下に猫が潜んでたりするもの。這いつくばって探してみて……いや端から見ると単なる不審者なので怪しまれないようご注意を。


筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月撮影何かしらの新型デジカメのレビューをしている。趣味はネコと自転車で、天気がいい日は自転車で都内を走り回りながら面白いものを見つけては撮影する日々。最近の単行本は『デジカメ撮影の知恵』(宝島社新書)。密かにネコ動画ポッドキャストも更新中。



*次回は7月9日掲載予定

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