本日CAFFE SOLARE(カフェソラーレ)LinuxCafe秋葉原」にて、MSI主催(協力:アスク/マイルストーン)のアキバイベント「お客様大感謝祭開催」が開催された。Atom搭載の注目製品や最新マザーボード、ビデオカードの展示などが行なわれた。
発売直前の「MSI Wind Notebook」に大注目
会場内で自由に触ることができた「MSI Wind Notebook」。チップセットに「945GSE」+「ICH7M」、CPUにクロック周波数1.6GHzの「Atom N270」を搭載。ASUSTeKの「Eee PC 901」(SSDを採用)と異なりHDDは容量80GBのSerial ATA対応2.5インチ。換装する際のコストは安い
最大の注目を集めていたのは、やはり来週7月4日発売予定となっているAtom搭載の小型ノートPC「MSI Wind Notebook」だ。エムエスアイコンピュータージャパン株式会社マーケティング部 三好 正行氏によると「やはり皆さんMSI Wind Notebookが気になるようで、開場してからずっと人だかりが絶えません」とのこと。取材中も常に人だかりができていて、なかなか近づくのも困難な状況だった。
「MSI Wind Notebook」は、チップセットに「945GSE」+「ICH7M」、CPUにクロック周波数1.6GHzの「Atom N270」を搭載する小型ノートPC。液晶は10インチWSVGA(1024×600ドット)、DDR2-667対応の1GBメモリ、Serial ATA対応の2.5インチHDDは容量80GB、Windows XP Home Editionをプリインストール済み。またIEEE802.11b/g 対応の無線LAN機能や100/10Base-TXイーサネット、1.3メガピクセルのウェブカメラ、4in1カードリーダー、D-Sub15外部ディスプレイ出力機能などを備える。
その他、サイズは260(W)×180(D)×19(H)mm(最薄部/突起物除く)、重量は1.0Kg(3セルバッテリー含む)。なお動作時間は3セルバッテリーで約2時間半、近日発売予定というオプションの6セルバッテリー使用でで約6時間というもの。カラーラインナップはエンパイア ブラックとロマンティック ピンクの2モデルが用意され、価格は約5万9800円程度になる予定という。
「G45」搭載マザーボードの展示も
「P45」搭載マザーボードを積極的に展開するMSIだが、VGA機能統合型のインテル製最新チップセット「G45」採用モデルの準備も順調な様子。会場内には、その「G45」採用の上位モデル「G45 Digital」やミドルレンジモデルとなりそうな「G45M2-F」、そして「G43」を搭載する「G43M2-F」などが展示されてていた。おそらく国内のユーザーにとっては初登場となる製品群に来場者の注目も集まっていた。
発売については「インテルの動き次第でしょうが8月頃になるのではないでしょうか」(三好氏)とのこと。「G35」のイメージをを払拭すべく、マザーボードベンダーの「G45」にかける期待も大きいことが窺える。
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