BDレコが欲しい……でも安くね、安く! 250GB以下モデル
価格帯は10万~15万円代が目安。HDD容量が250GBと少ない分、価格もミドルクラスに比べると若干抑えられている。地上デジタル放送をDRモードで録画した場合は、約30時間。
「2時間番組を15本分録画しておける」と言われたとき、少ないと思うか、充分だと思うかがこのモデルを選ぶ分かれ目だ。「普段あまりテレビは見ないけど、いくつかの好きな番組はBDで録画しておきたい」と考えているレコーダーデビューの人にオススメだろう。
番組検索やリンク機能など、機能面ではほとんどミドルクラスと変わらない。ただし、チューナーが1基しかなく、2番組の同時録画に対応していないモデルもあるので注意しよう。
ローエンドモデル(250GB)主な機能と特徴 | ||||||
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メーカー | 型番 | AVCREC | DVD-RAM | デジタルWチューナー | i.LINK | |
ソニー | BDZ-T50 | - | - | - | - | |
シャープ | BD-HDW22 | - | 再生 | ○ | TS/HDV | |
パナソニック | DMR-BW700 | ○ | 再生/録画 | ○ | TS/HDV | |
DMR-BR500 | ○ | 再生/録画 | - | - | ||
三菱電機 | DVR-BZ100 | ○ | 再生 | ○ | - |
安くたって高性能! いいとこどりのスグレモノ
パナソニック DMR-BW700
パナソニック「DMR-BW700」は、はっきり言ってお買い得だ。HDD容量が250GBと少なく、BD映像ソフトの24p出力に対応していないものの、そのほかは同社ハイエンドモデルとほぼ同等の機能を持っている。もちろん2番組同時録画もできるし、AVCRECにも対応している。19チャンネルを同時に表示できる「フルハイビジョン番組表」だって使えてしまう。
これらを踏まえて考えていくと、自分の欲しいモデルはさらに絞られてくるはず。ハイビジョン時代を謳歌するためにも、最適なモデルを選んで欲しい。
HDD非搭載モデルという選択肢も
シャープのBD-AV10とBD-AV1は、BDとDVDの録画再生に特化したレコーダー。HDD&DVDレコーダーをすでに持っていて、BD録画をしたいという2台目需要やビデオからレコーダーデビューという初心者をターゲットとした商品だ。
このモデルの特徴は、ズバリ簡単操作。付属のリモコンには、録画・再生・番組表といった良く使うボタンを独立して配置している。録画ボタンを押せば自動的に録画が始まるので、操作が苦手な人に◎だ。また、本体のパネルにはディスクの残量を表示するディスクメーターを採用。ディスクの状態がVHSの窓を覗くように一目で分かるようになっている。
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