シングルチューナーでも、実力はお墨付き!
パナソニック DMR-BR500
10万円で手に入る最新BDレコーダー!
パナソニックの「DMR-BR500」(以下BR500)は、同社のBDレコーダーのラインナップでは最普及価格のモデル。実売価格10万円以下のお安めモデルながら、大きな差は「2番組同時録画ができない」という点だけ。MPEG-4 AVC録画も可能で、同社の高級モデルとほぼ同等だ。お買い得度という点では、非常に優れたモデルと言えるだろう。
パナソニック DMR-BR500 | |
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HDD容量 | 250GB |
ハイビジョン最長録画時間 | 約94時間30分(HEモード、約5.7Mbps) |
チューナー | デジタル×1、アナログ×1 |
ハイビジョン記録可能光ディスク | BD-R/-RE、DVD-RAM/-RW/-R/-R DL |
便利機能 | 新番組自動録画、SDカード静止画・動画再生 |
サイズ/重量 | 幅430×奥行き324×高さ59mm/約4.0kg |
普及モデルながらも、使い勝手を左右する機能を強化!
パナソニック製BDレコーダーのラインナップを見ると、まだまだ市場の大きいDVDレコーダーも販売しているため、年末発売の主力モデルは機能の充実した高級モデル的位置付けだった。
今年に入ってからの急速なBDレコーダー市場の拡大に合わせて、普及価格のモデルが投入された。BR500もその1台だ。HDDは250GB、デジタルチューナーもシングルと、ある程度のグレードダウンはあるものの、機能面で進歩している部分も多い。例えば、このモデルでは同時期に登場した薄型テレビ「VIERA」に合わせた新機能「番組キープ」を採用している。
これは、HDMIケーブルを使った連動機能「ビエラリンク」によるもの。テレビ視聴中に番組キープボタンを押すことで、リアルタイムに見ている番組を一時停止のような状態で「キープ」できる機能だ。
テレビの前を離れた際、戻ってきたときに離れる直前から再生ができる。放送されている番組を一定時間さかのぼって視聴できる「タイムシフト再生」(追っかけ再生)を応用したもので、例えば視聴中に突然の来客があったときなどに役に立つ。
このほか、従来はSDメモリーカードからHDDにダビングしてからでないと再生できなかったAVCHD形式のハイビジョン動画を、SDメモリーカードから直接再生可能になっているなど、こまかな使い勝手が向上している。
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