Q6 24pって何ですか?
A6 24pとは、1秒間に24コマで構成される映像を、プログレッシブ方式で表示するという意味。デジタル放送は毎秒60コマだが、映画フィルムは1秒間で24枚の写真を順に記録していくので、映画は1秒24コマが基本。
ちなみにプログレッシブは走査線の表示方式のことで、走査線を1つ飛ばして表示するインターレスとは違い、すべての走査線を表示するので、ちらつきがなく滑らかな映像が楽しめる。
レコーダーのカタログに、1080/24pと表示してあるものは、フルHD解像度の映像を毎秒24コマ・プログレッシブ方式で表示するという意味。映画のBDソフトは1080/24pで記録されているので、対応のレコーダーとテレビがあれば、映画フィルムの質感をありのままに楽しむことができる。
Q7 アップコンバートって何?
A7 DVD画質の映像(720×480ドット)をフルHD画質(1920×1080ドット)対応のテレビで再生すると、映像の粗が目立ってしまう。そこでBDレコーダーに搭載されているのが、アップコンバート機能だ。
ソニーの場合、DVDビデオの映像を1080i/720pのハイビジョン信号に変え、HDMIケーブル経由で再生。こうすることでハイビジョンに近い画質でDVDの映像を楽しむことができる。画質エンジンにアップコンバートの機能を搭載しているモデルが多い。
地雷その4 トランスコード中は何もできない?!
デジタル放送をダイレクトに記録できる「MPEG-2」(DRもしくはTSモード)で録画した番組を、高圧縮方式「MPEG-4 AVC」方式に変換する場合は等速ダビングになるため、録画予約などの他の操作はできない。単純に考えれば、2時間の番組をトランスコードすると、その2時間は何もできなくなってしまうわけだ。
このときに役立つのがシャープ「BD-HDW」シリーズの「ダビング予約」機能。これはそのものズバリ、ダビング操作の予約ができる機能。「深夜はBDの映画を観たり、アニメを録画したりしてるから、ダビングは出かけてる昼間のうちにやっといてもらおう」なんて人にうってつけだ。
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