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がくっぽいどのイラスト、ベルセルクの作者が描く

2008年06月20日 16時00分更新

文● 小林 久/トレンド編集部

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「ベルセルクの作者いませんか」とニコ動で呼びかけ


 起用までの経緯も面白い。三浦氏が、ニコニコ動画を愛好していると聞いた(株)インターネット(がくっぽいどの開発元)サイドが、それではとニコニコ動画上(5月30日0:00の時報で)、

お客様のお呼び出しを申し上げます。
ベルセルクの執筆をなさっている、漫画家の三浦建太郎先生、三浦建太郎先生。お客様あてのメッセージをお預かりしております。いらっさいましたらご連絡していただきますようお願い申し上げます

と呼びかけた。「その数日後に三浦先生本人から連絡があり、依頼を快諾していただけた」(インターネット村上 昇代表取締役社長)という。



「タダでやります」と三浦氏


 これに対する三浦氏の対応もなかなかのものだった。がくっぽいどのプロジェクトは、当初からプロモーション活動に活用するなど、ニコ動との関わり合いが強いが、「ニコニコ動画はユーザーが無償で自分の作品を発表している場だから、自分もこの世界には無償で作品を提供したい」と、三浦氏本人から申し出があったのだ。

 「当初は3カットぐらい描いていただければ十分と考えていたのですが、次々に線画が上がってくるんです。それこそ毎日という感じで。10カットはあったんじゃないでしょうか。最終的にはカラー数カットと、設定図を何点かいただく形になります」(村上氏)

 パッケージのイラストに関しては、まだ正式に公開されていないが、キャラクターイラストに関しては、20日の発表にあわせてウェブ上で公開されている。なお、パッケージに関しては、Gacktさんのファンクラブ会員向けに実写版も予定されているという。

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