社長室のコックピット／各社のシステムをのぞく――「BusinessObjects Xcelsius」編

会議が変わる！パワポに貼れるコックピット

アクセス権を管理しながら誰もが使えるコックピットに

　一方で、社内の誰もがさまざまなデータを得られるようになると、セキュリティ面が問題になるケースもあるかもしれません。コラーナさんも「社員の仕事の内容や権限は異なっているわけですから、どの社員が、どこまでの範囲の情報を閲覧できるかは当然、制限が必要になります」と話します。

　そこでXcelsiusでは、同社のBIプラットフォーム製品「Business Objects」の機能を用いて、アクセス権限の一括コントロールが行なえるようになっています。「各エンドユーザーが持っているそれぞれの権限ごとに別々の画面を用意するのではなく、基本的に共通の画面、同一のインターフェースを使いながら、同時に、閲覧できる情報は制限することも可能です」（コラーナさん）。

　必要なセキュリティはきちんと確保しながら、経営者から現場の社員へと活躍の場を広げていける経営コックピット。コラーナ氏は「企業活動にまつわる数々の情報、データをできるだけ、経営に活かしたいという要求が高まっています。過去の情報を単に結果として見るのではなく、次のステップへの前進に活用しようという志向が大きくなってきている。誰にでもわかりやすい経営コックピットによって、こうした流れはさらに加速していくのではないでしょうか」と話しています。

●気分は社長？　経営コックピットを体験できる！

日本ビジネスオブジェクツの許可を得て、Xcelsiusで作った経営コックピット（デモ用のサンプル）をこちらに公開しました。実際に地図やグラフをクリックすると画面が変化する様子をお試しください。

⇒Xcelsiusによる経営コックピットを体験する（Flash）

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