リーゾナブルな30bit対応ディスプレー
一方、DreamColorer LP2480zxは、30bit(RGB各色10bit)出力に対応した24インチのプロ用液晶ディスプレーで、HPとパートナー関係にある、ハリウッドのアニメーションスタジオ・ドリームワークスからリーズナブル価格の高品位ディスプレーが欲しいという要求にこたえる形で開発されたものだという。
解像度は1920×1200ドットで、LEDバックライトを使用。液晶パネルはSuper ISP方式で、輝度250cd/m2、応答速度は12ms(中間色6ms)、コントラスト比は1000:1というスペック。色空間としては、NTSC、SMPTE、sRGB、Rec.709、Adobe RGB、DCIなどの規格に対応。NTSC比133%の色再現性を持つという。
なお、CONNECTING YOUR WORLDの会場では、ドリームワークス アニメーションの技術担当役員・Kate Swanborg氏によるプレゼンテーションも行なわれた。ドリームワークスでは2009年以降のアニメーションをすべて、3D化すると発表しているが、今回は日本でも7月下旬から一般公開される「カンフー・パンダ」の1シーンを3D化して見るデモも行なわれた。
DreamColorer LP2480zxの米国での価格は3499ドル。