このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 次へ

最新版Microsoft Officeの新機能と互換性を徹底チェック

Office 2008超基本ガイド(中編)

2008年06月16日 18時00分更新

文● 小口博朗、倉田吉昭、津田福吉、MacPeople編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(「前編」から続く)


Office 2008超基本ガイド(前編)」で紹介したWord/Excelに引き続き、ここではPowerPoint/Entourage/Project Galleryの新機能を説明していく。


CONTENTS:


4. PowerPointの新機能

プレゼンテーションソフトのPowerPointも、WordやExcelと同様にエレメンツギャラリーを搭載し、直感的に扱いやすいインターフェースに刷新された。SmartArtによって、ワンクリックでさまざまな模式図を挿入できる機能は、作成にかかる手間と時間を大きく節約してくれる。そのため、プレゼンテーションの中身にもっと時間をかけられるのだ。



インターフェース

(1) ツールバー 新規書類の作成や保存などの基本操作から、テキストボックスや画像、表などの挿入を行うボタンを用意。ツールパレットもここから呼び出す
(2) エレメンツギャラリー ここからテンプレートを利用できる。「スライドテーマ」や、トランジションの適用を行う「画面切り替え」などのタブに分かれている
(3) スライド一覧 編集中の書類に含まれるスライドを一覧表示。上部のボタンで記入したテキストをアウトライン表示するモードにも切り替えられる
(4) プレゼンテーションウィンドウ 編集中のプレゼンテーションを表示する。下部の「ノートペイン」には、実際にプレゼンを行う際に発表者が確認可能なメモを記入しておける
(5) 表示モードボタン 表示モードを切り替えるボタン。デフォルトの編集モードである「標準表示」のほかに、「スライド一覧表示」「スライドショー」がある
(6) ステータスバー 右隅にプレゼンテーションに含まれるスライドの合計枚数と、現在プレゼンテーションウィンドウで編集中のスライドの番号が表示される
(7) ツールパレット 選択中のオブジェクトに対して、書式や色の変更といった操作を行える。編集作業によって表示される内容が切り替わる

デザイン要素はすべてお任せ

Office 2008

エレメンツギャラリーの「スライド テーマ」タブには、全59種類のテーマが収録されている。プレゼンテーションの内容にマッチしたものを選べば、完成度の高い仕上がりになる

Office 2008

テーマを選択したら「スライドのレイアウト」タブから、個別のスライドのレイアウトを選ぶ。左のラジオボタンを「スライドに適用」から「スライドの挿入」に変更すれば、クリックしたレイアウトを新しいスライドとして挿入できる


模式図の挿入もワンクリック

Office 2008

画像や表、グラフなどの挿入が可能なレイアウトを選択すると、画面上に挿入用のボタンが表示される。簡単な作図をしたい場合には「SmartArt グラフィックの挿入」ボタンを利用しよう

エレメンツギャラリー上で「SmartArt グラフィック」タブが選ばれる。「リスト」「手順」「階層構造」「集合関係」など、7つのカテゴリーに分類されたテンプレートが用意されている。「手順」の4番目のテンプレートをクリックで挿入してみた

Office 2008

挿入すると、テキストを記入するためのアウトラインエディター「テキスト ウインドウ」が開く。ここに必要な内容を記入していくだけで、配置されたオブジェクト上に自動的に文字がレイアウトされていく。テキスト ウィンドウにあるボタンからも項目の追加やテキストの階層の編集が可能

Office 2008

挿入したSmartArt内に配置されているオブジェクトは、個別に選択して形状や配色を編集できる。「SmartArt グラフィック スタイル」パレットから希望の形や色を選ぶだけだ


(次ページに続く)

前へ 1 2 3 4 5 次へ

カテゴリートップへ

ASCII.jp RSS2.0 配信中