Macのデベロッパーたちはどんなパソコンを使っているの?
米サンフランシスコにて、アップルの開発者会議(WWDC)はまだまだ続いているが、基調講演以降のセッションの内容は、機密保持契約のため記事に書くことができない。そこで、会議に出席している開発者たちの使っているパソコンの種類を調べてみた。
セッションとセッションの間の休憩時間に、来場者たちは持参したパソコンを一斉に開く。そのタイミングを狙って使用機種を目視で計測した。なお、iPhoneの数に関しては、ポケットや鞄に入れている数は数えられないので、計測時にiPhoneを取り出して何かしらの操作をしている人だけをカウントした。
昨年数えたときは巨大な17インチのMacBook Proを広げている人が圧倒的に目立っており、「開発者は大画面がお好き」という結論に至ったが、今年は17インチモデルを広げている人が若干減ったようだ(146人中19人)。圧倒的に多かったのは、MacBook Pro 15インチ(146人中64人)で、ほぼ過半数を占めていた。
予想通り、Macの使用者がiPhoneも含めると95パーセント以上を占めており、Windows PCの利用者は146人中わずか6名だった。ThinkPadを使っていた珍しい男性にインタビューしたところ、ロシアから来ている開発者で、OSはUNIXをインストールしていた。「ロシアではMacは高い」とのこと。残念ながら写真はNGだった。
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