交通手段を確保せよ!
演習開始は10時なのだが、良い場所を確保しようと思うと必然的に朝早くから動かねばならない。スタンド席から快適に見ようと思えば、朝7時半以前に会場入りした方がいい。まして最前列狙いなら、6時前に会場に着く必要がある。
幸運にも自家用車入場券を入手した場合、駐車場の開場は5時頃から6時頃なので、これに合わせると夜間ドライブとなるだろう。日が出ると車も増えてくるので、注意が必要だ。また、駐車場から会場まではシャトルバスが出ているので、多少混雑しても我慢して利用しよう。歩くこともできなくはないが、上り坂を小一時間ほど歩くことになる。
電車利用だと、最初の目的地はJR御殿場駅となる。首都圏からの場合は下記のルートが考えられる。
なお、上記松田乗り換えだが、総火演当日は同じ事を考える人が多く車両がかなり混雑するため、まず座れないと考えた方がいいだろう。また、松田駅で切符を買う際も時間がかかるので、切符は乗車駅で目的地御殿場まで通しで購入しておくのがベストだ。また、当日の観覧だが一般席後方でも構わない、というのであれば小田急とJR共同運用の特急「あさぎり」を利用するのも手だろう。これを利用すれば快適に新宿駅から御殿場駅まで乗り換え無しで行くことができる。ただし、当日の「あさぎり」の指定席切符は上り下りとも人気が高いので、入場券が当選したらすぐに予約しておくのがベストだ。
なお、思い切って現地の御殿場に宿泊する、という手もある。また、御殿場で宿が取れなかった場合、お勧めなのは御殿場線で一本の沼津で一泊するという手だ。沼津始発だと6時半くらいには御殿場に着くことができる。ただし、これも同じ事を考える人が多いようなので、宿の手配は早めにした方がいいだろう。
なお、自家用車入場券が手に入らなかったにも関わらず自家用車を使おうとする場合、御殿場駅付近の有料駐車場を利用するしか無い。この場合は早朝3時頃でも既に駐車場が埋まっている場合があるので、それなりの準備と覚悟が必要だろう。入場券も無しに会場近くまで乗り付けるようなことは絶対にしないで貰いたい。また、御殿場駅からは、朝の7時少し前からバスが出ている。しかし、バス利用だと会場着が遅くなり、いい場所はなかなか取れないことが多い。最前列確保を狙うなら、早朝でも利用可能なタクシーを利用しよう。
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