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T教授の「戦略的衝動買い」 第6回

バナナブーム再び!? 「100%」の新型ケース

2008年06月11日 11時00分更新

文● T教授

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100%のバナナに対応できる


 そんな携帯バナナケース、一時期のブームは過ぎ去り、過去のモノとして忘れられようとしていた矢先、ミーティングまでの時間調整で立ち寄った銀座で「新モノ」を発見して、衝動買いした。今度のは「Banana Bunker」(バナナバンカー)だ。

誇らしげに星条旗が印刷されたバナナバンカー。写真でケースに入っている大型バナナは紙製のダミーだ

 パッケージには星条旗が誇らしげに掲げられているため、Bunkerは英語のバンカー、つまり「貯蔵庫」の意味だろう。ドイツ語なら「防空壕」だが、きっと語源は同じだ。

 バナナバンカーにはいくつかのカラーバリエーションがあるが、すべてトランスルーセント系で統一している。何より特徴的なのは、プラスチック製の本体に蛇腹構造を採用し、バナナの曲がり角度に応じてケースを変形できるという点だ。

 先に取り上げたバナナガードは、固定デザインで地上に存在するバナナの90%以上を収められるというコンセプトだったが、バナナバンカーなら100%対応可能だ。

どちらかと言えば人造臓器か他の何かに見えるトランスルーセントなボディー。ほかに色付きの透明タイプもある

近所のスーパーで購入したバナナは小振りだったため、余裕で収まった

両端には穴が空いているため、大型バナナを収納する際に長い柄の部分を外部に露出させられる

 これならデジカメやパソコン、折りたたみ傘などと一緒にバナナをソフトなトートバッグやビジネスブリーフに無造作に押し込んで、ラッシュのまっただ中にある東京メトロ、午前8時15分の新橋駅を歩いても、顔色を変えることなく通過できるかもしれない。

 少し「ポリスチレン」という素材の強度が気がかりだが、バナナ好きのライフワークとして、いずれはカーボングラファイト素材の「バナナ・ペリカン・ケース・プロ」(仮称)の企画を検討してみようと考えている。


今回の衝動買い

アイテム:バナナ・バンカー
購入価格:735円(銀座松坂屋 別館「monoショップ」にて購入)


T教授

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。現在、月刊アスキーにて「T教授のGK指数でモテろ!」を連載中。


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