2. Wordの新機能
Word 2008では、「デザインビュー」や「文書パーツ」といった新機能が追加された。これらの機能により、ビジネスや個人的な用途で文書を作成する際に、デザインやレイアウトにかかる手間が大幅に削減され、必要なテキストの記入に集中できるようになった。また目立たないが、OpenTypeフォントのサポートにも注目だ。
インターフェース
(1) ツールバー | 書類の新規作成/開く/保存、元に戻す/やり直しなどの基本操作ボタンが並ぶ。ツールパレットやエレメンツギャラリーの呼び出しもできる |
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(2) エレメンツギャラリー | 表紙やヘッダー/フッターなどを含む「文書パーツ」や「表」、「グラフ」などのカテゴリーに分類されたテンプレートを収録している |
(3) 文書編集エリア | 実際に文書を編集する。画像やムービーを張り付けたり、表やグラフを挿入したりも可能だ。ルーラーを利用することで左右のインデントも調整できる |
(4) 文書表示ボタン | 「下書き表示」「アウトライン表示」「デザイン レイアウト表示」「印刷レイアウト表示」「ノート レイアウト表示」と表示方法を切り替える |
(5) ステータスバー | 現在の表示モードや書類に含まれるページ数、現在編集中のページ数などを確認できる。文字入力カーソルがある行や桁の数も表示される |
(6) ツールパレット | 作業内容によって表示項目が関連するものに切り替わるパレット。選択したテキストや画像などの色やサイズといった要素を変更できる |
「デザイン レイアウト」でプロ並みの仕上がり
豊富な文書パーツ
「印刷レイアウト表示」で「エレメンツギャラリー」に表示される「文書パーツ」には、「表紙」「目次」「ヘッダー」「フッター」「文献目録」に分類されたパーツが用意されており、クリックするだけで挿入できる。スタイルが設定されていれば、目次を自動的に生成することも可能だ
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