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次世代ブラウザー 第3回

機能で選ぶ次世代ブラウザー(後編)

2008年06月12日 16時00分更新

文● 細谷滝音

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ユーザー性格別ブラウザー総評価


 以上で一通りの機能比較を行なってみたが、いかがだっただろうか。RSSリーダー1つを取ってみても、3ペインで使いたいという人もいれば、フル画面で見たいという人もいるわけで、単なる機能よりも個人の嗜好が大きく作用する。「自分にはこのブラウザーのこの機能は使いづらい」と感じた方もいるのではないだろうか。

 また、興味のない機能もあるわけで、機能でブラウザーを選ぶのは一筋縄にはいかない。だが、最後のページではあえて総評として各ブラウザーの評価を行なってみよう。


新しい物好きはFirefoxを、個性派はOperaなんてどう?


 機能でいうならば最も融通が利くのは間違いなくFirefox 3だろう。なぜならば、膨大にあるアドオンを探せば、大抵の機能は見つかるからだ。

 だが、アドオンをインストールしすぎると動作が遅くなってしまうし、英語を読めないからアドオンをうまく探せないという人も多い。よってFirefoxは、ある程度自力で情報収集したりアドオンを試す時間と知識のある、新しい物好きで凝り性な人向けと言えそうだ。

 デフォルトで多機能なブラウザーという点で言うならば、OperaとSleipnirを勧めたい。

 特にOperaはあれだけ様々な機能を盛り込みながらも、動作速度は良好で、BitTorrentやOperaリンクなどの機能もユニークで面白い。人とは違うものを使いたいという個性派にはOperaが合いそうだ。

 Sleipnirはどちらかと言えば珍しい機能は少ない印象があるが、良く作り込んであって細かいカスタマイズも利く。日本で開発しているだけに、サポート情報も手に入りやすいし。ユーザーフィードバックも良く反映しているようなので、完成度にこだわる職人派はSleipnirでどうだろうか。

 Safariは、多機能を求めず軽快にウェブを見たいとスピード重視派に勧めたい。パスワードの自動補完機能は場合によってはセキュリティリスクになるが、忘れっぽい人にはありがたい機能だろう。

 特に美しい画面表示と動作速度の速さに慣れると、他のブラウザーには戻れなくなりそうだ。

 IE8は余計なソフトをインストールしなくて済むというメリットがある。大抵のウェブサイトは、最低限IEでの表示には対応するだろし、銀行などIE以外に対応しないところも多い。

 表示速度も大幅に改善されているので、乗り換えのリスクを冒したくないという堅実派にはIE8を勧めたい。とはいえど、IE8のリリースはまだまだ先なので、当面はIE7を使うことになってしまうのだが。


で、結局筆者のブラウザーは……


Sleipnirのリンクバー上にずらっと並んだfavicon

Sleipnirのリンクバー上にずらっと並んだfavicon

 最後に筆者のブラウザー環境をご紹介しよう。筆者はマシンごとに複数のブラウザーを併用しているが、メインのノートPCで使い続けているのはSleipnirである。その理由の1つはリンクバーにfaviconを表示できるからだ。

 ノートパソコンだと表示できる領域が狭いため、リンクバーにfaviconのみをずらっと並べて表示するのが、見た目も楽しくて気に入っている。なお、この技はFirefoxとOperaでも可能だ。意外にブラウザーを選ぶ基準は見た目の問題が大きかったりするのかも知れない。

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