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次世代ブラウザー 第2回

機能で選ぶ次世代ブラウザー(前編)

2008年06月08日 12時00分更新

文● 細谷滝音

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次世代ブラウザーは検索機能が充実


 次世代ブラウザーでは、履歴やブックマークなどから探している情報を素早く見つける検索機能の充実がちょっとしたトレンドのようだ。各ブラウザーがどのような機能を盛り込んでいるか、オススメ機能も紹介しつつ見てみよう。




Internet Explorer 8 Beta 1


Internet Explorer 8 Beta 1

Internet Explorer 8 Beta 1

 言わずと知れたWindows標準ブラウザーの次世代バージョン。現在はベータ版(英語)が開発者向けに提供されている状態だ。

 新機能としては、「お気に入りバー」からウェブサイトの更新状況をサムネイル付きで閲覧できる「WebSlice」、選択したテキストを直接ウェブサービスで調べることができる「Activities」などの機能がある。

 もちろん、今後さらなる機能が追加される可能性は非常に高い。

オススメの機能――Activities

範囲選択したテキストの上に表示される矢印をクリックすると、「Windows Live」や「Facebook」などのウェブアプリケーションを使って、検索やブログの執筆などが素早くできる。

英単語を翻訳してみたところ。ページを移動しなくて済むのが便利だ

英単語を翻訳してみたところ。ページを移動しなくて済むのが便利だ



Firefox 3(Release Candidate 1)


Firefox 3

Firefox 3

 機能の多彩さという点では、最も優れているのがFirefoxだろう。標準機能以外にも、アドオンをインストールすることで自由に機能を拡張できる。

 Firefox 3で追加されたデフォルトの新機能は、画像も含めた「フルページズーム」機能や、ポッドキャスト/ビデオキャストへの対応などだ。

 6月中には正式版が発表される予定で、24時間最多ダウンロードソフトとしてギネス世界記録に挑戦することが発表されている。相当なパフォーマンスアップを実現しただけあって、かなり自信があるようだ。

オススメの機能――検索機能

 Firefox 3から、ブックマークや履歴などの情報は「SQLite」というデータベースで管理するようになった。そのため、非常に高速な履歴検索が可能となっている。専用ウィンドウ、もしくはアドレスバーから検索できる。

ブックマークや履歴にタグを付けて管理することもできるようになった

ブックマークや履歴にタグを付けて管理することもできるようになった


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