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Acrobat 9で起動時間が大幅削減!

新Acrobat、知っておきたい新機能

2008年06月05日 04時00分更新

文● 西川仁朗/アスキーネタ帳編集部

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 ファイルをテキスト付きサムネイルとして配置する表示方法もある。例えば、PowerPointやWordのプレビューもAcrobatのポートフォリオ内で確認できる。もちろん、ポートフォリオからアプリケーションソフトを立ち上げてデータを開くこともできるが、その場合はクライアントPCの中に該当するアプリケーションがインストールされていることが前提になる。

PDFはもちろん、エクセルデータやflvといった動画データも見られる

 下記のように動画で説明するとインパクトがデカイ。例えば、営業マンが冒頭に「弊社の製品にお問い合わせをいただき、どうもありがとうございます」といった挨拶の動画を入れることもできる。忙しい顧客に実際に会わずに、手軽にコミュニケーションを取ることができるし、人見知りする人もこれなら安心。もちろん、プレゼンが得意なビジネスマンならビジネスチャンスが増える。

動画再生のスクリーンショット。将来的には社長のインタビュー動画が会社概要の資料の中に欠かせなくなるかもしれない。

 アドビ システムズ インコーポレーテッドのナレッジワーカー ビジネスユニット シニア プロダクト マーケティング マネージャー 山本晶子氏はAcrobat 9について「ドキュメントの概念そのものを変えるソフトウェア。ドキュメントの中にテキストだけでなく音声や動画を含めて1つにまとめることで、情報の説得力と表現力を高めた」と力説する。Acrobat 9はFlash Playerランタイムを実装するなど、旧来のテキストや2次元の画像だけでなく、3次元の画像やムービーをまとめて管理できる機能により、受け手に伝わるトータルの情報力を高まっているのである。営業マンはAcrobat 9のポートフォリオ機能を活用することで、他社に一歩先んじたプレゼンスを発揮できるのではないだろうか。

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