AVCHDの取り込みは音声の設定に注意
Macへのムービーの取り込みは、付属のドック「ハンディカムステーション」もしくは専用のUSB ケーブルを使って接続するか、TG1のメモリースティックを取り出して、カードリーダー経由で取り込むかの3パターン。インテルマックであればアップル製の編集ソフトがすべてAVCHD編集に対応しているので、TG1からの取り込みに問題はない。
しかし、TG1に限らないが、5.1chサラウンド収録した音声を取り込むとフロント以外の音声がA2にまとめられ、左右の音のバランスが悪くなるので、2チャンネル収録に切り替えておく必要がある。
また、対応コーデックを増やし、MP4形式をiTunesで管理できるようにするためのQuickTimeコンポーネント「avc1Decoder」を利用しているユーザーも多いが、ムービーを正常に取り込めないので削除しておこう。
【Conclusion】
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オートでの撮影は基本画質が高い。携帯性のよさ、起動の速さと相まって、手軽にスナップムービーを撮るなら最強のハイビジョンAVCHDカメラだ。
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旅行や屋内にはワイド側が物足りず、ワイコンも用意されていない。マニュアル撮影も可能だが、操作性がいいとは言えないのでオートがメインになる。
(MacPeople 2008年7月号より転載)