日本は世界第2位の「写真大国」
同社では、世界第2位の写真市場規模を持つ日本での展開には、大いに期待をかけているという。
市場を考えると家庭用インクジェットプリンターとの競合が気になるところだが、実はデジカメの写真を出力する際に家庭用プリンターを使用しているのは全体の約45%という。そのため「競合」ではなく、共存を目指していくという考えだ。
また「携帯大国」でもある日本国内向けに、各キャリアと連動した独自サービスの展開も予定しているという。
日本で撮影、アメリカでプリント
このサービスが持つもうひとつの魅力はグローバル性。共有した写真はサービスを展開している国ならどこからでもプリント・発送できる。
例えばアメリカに住んでいる友人がいるとき、日本でプリントした写真を送るのではなく、直接アメリカで写真をプリントしてプレゼントできるのだ。
「あのときの写真を送るよ」と言うとき、エアメールの料金や時間をスリム化できる。日本国内のクレジットカードが使用できるので支払いも安心だ。
ハリケーンが来ても思い出は残る
同社のSnapfishワールドワイド・ゼネラルマネージャー、ベン・ネルソン氏は「たとえハリケーンで写真は失われても、snapfishに保存された写真は残る。世界中の思い出にとって大切なサービスを目指す」と話す。
今回、会員登録時に20枚のプリントが無料でお試しできるというキャンペーンも開催している。デジカメのメモリーカードに、パソコンのHDDに撮ったときのまま写真を放置しているあなた。ぜひ一度サービスを試してみてはいかが。