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最新スポーツカーはミッションが熱い!

2008年06月16日 13時00分更新

文● 真鍋裕行

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ついにATは8速の世界へ!

 最後に、IS-Fのミッションですが、レクサスLSにも採用されているトルクコンバーター式の8速ATがベースで、IS-F専用にチューニングされています。「8-Speed SPDS」と名づけられたミッションは、423psといわれるエンジン出力に対応。前述の2台とは異なり、唯一クラッチを使用せず、トルコン(トルクコンバーター)式を採用しているのが特徴です。

レクサスが放つスポーツセダン「IS-F」。排気量は5リッターで、最高出力は423psを誇る。この車両をベースとしたマシンが、スーパーGTというレースに参戦している

 1速以外のギアはすべてロックアップ(直結)されているので、パワー伝達のロスもなく、効率的なミッションといえます。マニュアルモードは、パドルシフト、またはシフトレバーを使用し、ドライバーの意のままの回転数でアップ・ダウンができます。ダウン時には自動的にブリッピング(空ぶかし)を行ない、適切なエンジン回転数に制御してくれます。シフトチェンジのスピードもほぼツインクラッチミッションと変わりません。

レクサス

シフトノブはオートマ車っぽいが、スポーツモードに入力すればマニュアルに早変わり。強大なパワーをうまく駆動力に変換してくれる

レクサス

実際に運転席に座ってみてビックリしたのが、視点が低いこと。通常、セダンやクーペは車高が高いため視点も高くなるのだが、IS-Fは座席の位置のせいなのか、スポーツカーのような視点だ

レクサス

お約束のパドルシフトも装着されている。F1ドライバー気分を味わいたいなら、こちらでシフトチェンジを行なう。しかし、8速もあるといったい今何速に入っているのか混乱しそう

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