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特集 イイ!(・∀・)テレビ 第1回

見せてもらおうか、ハイビジョンの実力を! 麻倉怜士が「逆襲のシャア」を斬る

2008年06月02日 16時00分更新

文● トレンド編集部、語り●麻倉怜士

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一本釣りとおまかせ録画

── BDレコーダーならカンタンに録画できるというのも魅力ですよね。

D-VHS

デジタル放送の黎明期に活躍したD-VHSのテープ

麻倉 良質なコンテンツに出会うためには、これまでどこかに行かなければならなかったんだけど、音と画質の両方がいいものが放送されていて、それがいとも簡単に残せる。録画も昔は一発勝負だったんだけど、今はHDDで撮っておいて、いいものだけコンピすればいいわけで手軽になりましたね。

 僕は最初のソニーの最初の製品から、Blu-ray Discレコーダーを持ってるんですけど、そのときはキャリッジに入っているメディアが4500円もしたんですよ。いまは500円ですからね。3年で1/10になっていますよね。(BSなら)25GBで2時間13分入りますから。

 撮るだけならD-VHSみたいな製品もあったんだけど、テープだとアーカイブにしかなんないんですよ。内容が良くても使い勝手が悪いんじゃ意味がありませんから。

 いちおうD-VHSも1000巻ぐらい持ってるけど、再生することはまったくないですね(笑) ダビング10とかが話題になってますが、D-VHSで録ってたのはコピーフリーの時代なんで、BDにも移せるんですが、たまにそうするぐらいの用途です。

 ディスクメディアで、放送が劣化なくそのままTSの状態で入っていくということからハイビジョンのエンターテイメントが花開いた部分があるでしょうね。


40番組を観て、3枚のBDを焼く毎日

── 録画はどのくらいされていますか?

麻倉 1日に40番組ぐらい見てるんですが、全部は残してないですね。録り方としてはふたつあって、ひとつは「一本釣りエアチェック」。これはEPGを見て「これだ」というのをピンポイントで残すやり方。EPGは1週間先から見ていくのがコツです。毎日続ければ、1日ぶんだけ確認するだけで済みます。これに加えて当日新聞でチェックします。

おまかせ録画

メーカーによって名称は異なるが、指定した条件に応じて自動的に録画してくれる機能を持つレコーダーが増えており、エアチェック派には嬉しい(画像はBDZ-A70の画面)

 もうひとつは「おまかせ録画」ですね。僕の場合、地デジはほとんどチェックしてないので、たまにいい音楽番組があっても録り逃すときがある。そういう場合に便利です。失敗も多いんですが、たまにお宝も取れたりするんですね。このまえ「ソングス」という番組があったんですけど、竹内まりやから始まって、松田聖子なんかも出てるんですよ。僕は竹内さんと松田さんの大ファンですから。やったぞと。

 そんな感じでやってると私の仕事の大部分が放送を観ることになってしまって「原稿はいつ書いてるんだ?」って文句を言われたりもするですが(笑) BDに残すのは大体1日に3枚って感じでしょうか。


── 年間で1000枚以上ですね!

麻倉 そうなりますね。あとは、録画する環境と視聴する環境は分けたほうがいいように感じますね。レコーダーはテレビのお友達。シアターは録ったものを朗々と見る世界ですから。エアチェックしたらすぐにBDに焼いて、シアターに置いてあるいいプレーヤーで見る。最近、大学のプロジェクターがパナソニックの「TH-D10000」シリーズという600万円ぐらいする製品になったんで、放課後コンサートなんかもやってるんです。

 この前はパリ管のボレロを学生たちに見せました。指揮者のエッシェンバッファはずっと「目だけ」で指揮していて、最後のハ長調がイ長調になるところだけ、パッと手を広げるんです。すごいカッコいい。こういう本物の芸術を学生の若い感性に見せたいなと。ハイビジョンは教育分野にも十分活用できそうですね。

麻倉怜士

1950年生まれ。横浜市立大学卒業後、日本経済新聞社などを経て、オーディオ・ビジュアル評論家として独立。新聞、雑誌、インターネットなどで多くの連載を持つほか、テレビ出演も多数。著書に「松下電器のBlu-rayDisc大戦略」(日経BP社)「イロハソニー ブラビアイロノヒミツ」(日経BP企画)など。日本画質学会副会長。津田塾大学講師(音楽学)。

麻倉先生の著作「絶対ハイビジョン主義」が6月にアスキー新書から発売されます。北京オリンピックを前に、大画面テレビやレコーダーの買い方・活用方法などを「画質の鬼」である麻倉先生が指南します。請うご期待。

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