このページの本文へ

緊急企画!地デジチューナー比較

発売中の地デジチューナー、買いは一体どれだっ!!【後編】

2008年05月31日 20時00分更新

文● Jo_Kubota

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

リモコン標準装備!
SKnet「MonsterTV HDUS」

USB接続の地上デジタル対応TVキャプチャユニット「MonsterTV HDUS」。リモコン付きかつ他社製より安価なのがウリ!

 Sknetの「MonsterTV HDUS」は昨年DELLにOEM出荷されていた「MonsterTV HDU」の一般販売向けモデルとなる。接続はUSBタイプで、外付型の地デジチューナーだ。実売価格は1万5000円前後と、地デジ対応製品の中でもかなり安い。この価格でリモコンが付属するという点は、他の製品に対して大きなアドバンテージだろう。
 USB2.0対応の外付け型だが非常にコンパクトで場所を取らないという点はバッファローの「DT-H30/U2」と同じだが、こちらはアンテナが2種類接続できる点が異なる。本体側のアンテナ端子はモバイル用の小型アンテナ端子になっており、別売の地デジモバイルアンテナ(ダイレクトショップにて3980円)を購入することでノートPCなどと組み合わせて屋外での使用も可能になる。もちろん通常のアンテナを接続するためのアダプタは同梱。電源もACアダプター不要のUSBバスパワーで動作する。

リモコン

リモコンは家電のHDDレコーダーに付属するようなタイプで、チャンネルのダイレクト選択や録画したファイルの再生コントロールやEPGの操作など、一通りのことが操作可能

 標準で付属するリモコンは家電のHDDレコーダーに付属するようなタイプで、チャンネルのダイレクト選択や録画したファイルの再生コントロールやEPGの操作など、一通りのことが操作可能。ノートPCではなく、デスクトップPCに繋いで使うことを考えると、大きなディスプレイから少し離れた位置でテレビを見る際には非常に便利なアイテムと言える。
 しかし、残念ながら録画したファイルのムーブ機能は有しておらず、録画したPC上でしか再生できない。またトランスコード機能を持たないため、録画・視聴の際にビットレートを指定することはできず、常にハイビジョンデータを扱うため、性能の低いノートPCではやや厳しい面もある。
 予約録画はEPGにのみ対応しiEPGには対応していない。またOSはWindows Vistaにのみ対応しており、Windows XPでは動作しない点も注意が必要だ。

内部の基板。チューナーはソニー製、チップはasicen製「ASIE5606B」だ

仕様
受信方式 地上デジタル放送
受信チャンネル UHF 13~62ch
地上デジタル放送機能 字幕放送(録画番組の再生時には反映されない)
二重音声
EPG
外形寸法 98(W)×70(D)×15(H)mm
重量 80g
スロット USB2.0

インストールにかかる時間

 実際にインストールし初期設定までしてみよう。インストール方法はやや煩雑だがマニュアルにしたがって進めれば難しいことはない。インストールは15分程度で終わる。

ドライバインストール

本体にあらかじめアンテナの接続およびB-CASカードを挿入しておこう。そしてUSBケーブルを接続すると図のようなメッセージが表示されるので、一番上の「ドライバソフトウェア検索をしてインストールします」を選ぶ

オンラインで検索しません

画面が変わるので一番下の「オンラインで検索しません」を選択する

付属のドライバCDをドライブにセットして「次へ」を選択すればドライバがインストールされる

同様に2回ドライバをインストールする旨が表示されるので、同じ手順でドライバをインストールしよう

コンピュータからCD/DVDドライブを開き「MonstetTV_HDU」をダブルクリックして実行すると、アプリケーションがインストールされる。途中、スピーカーの接続を確認する画面が表示されるので、ここで接続しておこう。あとはウィザードの通り進めれば完了だ。最後に再起動をする旨が表示されるので、PCを手動で再起動しよう

アイコン

デスクトップに「MonsterTV HD」のアイコンが追加されるのでこれをダブルクリックして起動すると視聴用のアプリケーションが起動する。チャンネルの設定をするにはここで「設定」を選ぶ

オートスキャンを実行すると5分ほどで受信可能な局が自動的にプリセットされる

(次ページへ続く)

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中