そもそもモンハンシリーズってどんなゲーム?
連載を始める前に、まずはモンハンシリーズについておさらいしておこう。シリーズ第1作目の「モンスターハンター」は、2004年にPS2用ソフトとして発売されたアクションゲーム。プレイヤーはひとりのハンターとなり、さまざまな種類のモンスターを狩ったり、フィールドで鉱物や植物、虫などを採集して納品するなどのさまざまなクエストをこなしていく。狩猟したモンスターからは皮や爪、尻尾などの素材を得ることができ、それらは武器や防具の材料として利用できる。クエストと装備品の生産・強化を繰り返しながら、さらなるクエストに挑戦するといった流れのゲームだ。
このように、ゲームのなかで狩猟生活を楽しめるという基本コンセプトはそのまま、シリーズ化されたモンハン。第2作目は2005年にPS2で発売され、その年末にはPSP版が発売となった。その後も次々と続編が発売され、そのたびに新しい武器や防具、モンスターなどが追加されてきている。
ハンターはレベルではなく装備で強くなる!
さらにモンハンシリーズがユニークなのは、キャラクターにレベルの概念がないところだ。何頭モンスターを倒しても、何時間プレイしても、ハンター自身の強さはゲーム開始時とまったく同じ。では、どうやってハンターを育てるのか? 答えは簡単、より強い装備品を身につければいいのだ!
ハンターが装備できるアイテムは「片手剣」や「ハンマー」、「ライトボウガン」など11種類の武器から選んだ1種類と、5種類の防具(頭、胴、腕、腰、脚)と決まっている。なので、より強い武器に持ち替えれば攻撃力が上がり、より強い防具を装備すれば防御力が上がる。よくあるRPGのように経験値を貯めてキャラクターのレベルを上げて……なんて面倒な作業は一切必要ナシ。純粋にアクションを楽しめるゲームなんですよ!
まずは剣士系武器を8種類ご紹介
お次はガンナー系武器3種類
これらの武器はただ単に形が変わっているだけではなく、操作方法までまるっきり異なる。特に剣士系とガンナー系では、まるで違うゲームをプレイしているかのようなのだ。それぞれ武器の特性については、今後の連載でお伝えするとして、こうした武器の違いによる多様性がゲームの面白さと、友人たちとの話題に一役買っているとも言える。
でも、装備品以上に重要となってくるのがプレイヤースキル。狩猟すべきモンスターは生き物なので、種類によって生態が異なっている。なので、モンスターを知り尽くせば、ある程度の行動パターンを読めるようになってきて、安全かつ効率よく狩猟ができるようになる。要するに当たらなければどうってことない、ってワケ。
ゲームを始めたばかりのころは四苦八苦していたモンスターでも、狩猟生活を続けているうちに簡単に討伐できるようになる。モンハンシリーズは、このプレイヤースキルの上達が自覚できるツクリになっているので、遊んでいて実に心地よい。本当ですよ!
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