日本のキャリアーとしては珍しく、HSDPA/W-CDMA/GSMに対応したSIMロックフリー端末として発売されたイー・モバイルの「EMONSTER S11HT」(関連記事1、関連記事2)。とはいえ日本では周波数の関係で、ほかのキャリアーのSIMを挿入しても使用できず、本当にSIMフリー機なのかどうか確認できない。そこで、海外にS11HTを持ち込んで、SIMフリー機としての実力をテストしてみた。
ベトナムでSIMフリーを試す
今回訪れたのは東南アジアのベトナム。ベトナムにも日本同様に複数の携帯キャリアーが存在するが、利用したのは最大手の「Mobifone」。というのもプリペイドSIMの場合、Mobifoneのみパケット通信(GPRS)に対応しているからだ。
ちなみに、SIM自体は現地での購入に手間取ると面倒なので、日本の海外携帯輸入販売店「STF」であらかじめ購入した。だが、訪れたホーチミン市では街中のあちこちに携帯屋があり、「MobifoneのSIMをください」と英語で言えばすぐに買うことができた。中にはパスポートのチェックなどが必要なショップもあるようだが、私が利用したショップはなんのチェックも記入も必要なかった。

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