目を奪う鮮やかな放水、そしてヘリの編隊飛行
消防船隊が放水しつつ接近してくる
海保の航空機が飛び去った後、前方から一群の船舶が接近してくる。喫水線から上、ずいぶんと背が高い。放水塔を備えた消防船だ。各船はそれぞれ別色の水を放水しつつ観閲船艇に接近してくる。
消防船 「ひりゆう」（横浜海上保安部） 総トン数322t、全長35.1m 海保最大の消防船
巡視艇「よど」（鹿島海上保安部）総トン数125t、全長37m 本艇は最新鋭のコンピュータ制御式放水銃を備えた消防巡視艇だ
巡視艇「はまぐも」（横浜海上保安部）総トン数110t、全長35m 放水銃を備えた消防巡視艇。本形式の消防船は横浜、千葉、神戸の各港に配備されている
消防艇「第6川崎丸」（川崎市消防局）総トン数39t、全長20.3m
消防艇「ちどり」（市川市消防局）総トン数19t、全長17.5m
消防艇 「よこはま」（奥側の艇:横浜市安全管理局）総トン数120t、全長32m
消防船が観閲船隊を航過した後、今度は後方から色鮮やかなスモークを曳いたヘリコプター編隊が接近してきた。
色鮮やかな水煙とスモークが海を彩る
つばめ（ドーファン:東京消防庁）、おおとり1号（ドーファン:千葉市消防局）、はまちどり（ドーファン:横浜市安全管理局）
はまちどり。ドーファンは仏アエロスパシアル社（現在の独仏スペイン合弁のEADS社）製ヘリコプター。正式名称はSA365N2で愛称がドーファン（いるか）。日本各地の消防局で導入されているのでよく見る機体と言えよう。乗員最大12名、巡航速度240km/h
そよかぜ（BK117:川崎市消防局） 川崎重工と独メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社（現在のユーロコプター・ドイツ社）が共同開発した機体だ。乗員最大12名、巡航速度240km/h
