(株)アイ・オー・データ機器は28日、RAIDのミラーリング/ストライピングモードに対応したUSB外付けハードディスク「HDC2-U」シリーズを6月中旬に発売すると発表した。価格は1.0TBモデルの「HDC2-U1.0」が3万500円、2.0TBモデルの「HDC2-U2.0」が5万3000円。
「HDC2-U」シリーズは3.5インチドライブを2基搭載したUSB 2.0/1.1接続の外付けハードディスク。2台のハードディスクに分散書き込みすることで、アクセス速度を向上する出荷時設定の「ストライピング RAID 0」モードに加え、2つのハードディスクに同じデータを書き込み、片方のハードディスクがクラッシュしても復元できる「ミラーリングRAID 1」モードに対応。もちろん、2台のハードディスクを別々に認識する「マルチディスクモード」も備えており、本体のボタン操作で各モードは簡単に切り替えられる。
新開発「中空エアフロー構造」により、2台のハードディスクを搭載しながらも十分な放熱性を確保。ファンレス設計なので静音性にも優れている。
対応システムは、Mac OS X 10.1以上またはWindows Vista/XP/2000。なお、Windowsユーザー向けに設定ユーティリティー「ポチっとな」や、メディアカタログソフト「Quick:FLO」、フォルダー動機ソフト「Sync with」をはじめとした、ユーティリティーソフトが付属している。