2008年夏ケータイを選ぶ 第2回

触って分かった！ドコモの新機種――906i編

極薄、無線LAN、個性派モデル3機種

　今まで紹介したスタンダードなハイエンドモデルに加え、個性派モデルも3機種投入された。ワンセグ搭載で国内最薄クラスの「N906iμ」、FOMA回線だけでなく自宅の無線LANでも高速インターネットや割安通話が可能な「N906iL」、携帯電話初のバーチャル5.1chサウンドに対応した「SH906iTV」など、いずれもこれまでにない機能が追加されている。

906iシリーズ最薄のワンセグケータイ「N906iμ」

906iシリーズで最もスリムな12.9mmを実現。現行のN905iμにはないワンセグを搭載するとともに、内蔵タイプのアンテナを採用し、デザイン面も犠牲にしていない

5色のカラーバリエーションのうち「ピンクダイヤモンド」のみ、ジュエリー＆バッグメーカーの「STNY by サマンサタバサ」とのコラボモデルとなる。内側カメラまわりのデザインや背面イルミネーション、ハート型ストラップが付属する点などが特徴

唯一の無線LAN内蔵機「N906iL」

今回の夏モデルで唯一、IEEE802.11a/b/gを搭載する。企業の内線としても利用できる

無線LAN経由でインターネットやIP電話を利用可能な「ホームU」サービス(月額1029円)に対応する。最大54Mbpsの高速通信で動画ストリーミングなどを楽しめるほか、ホームUに加入している相手との通話は完全無料だ

Dolby Mobile対応の「SH906iTV」

ドコモ夏モデルで最大の3.3インチフルワイドVGA液晶を搭載したAQUOSケータイ。サイクロイドスタイルでワンセグを視聴できるのはもちろん、新たに「Virtual 5.1ch対応DOLBY MOBILE」(イヤホン出力時のみ対応)を搭載。試聴してみたところ、携帯電話とは思えない音の広がり、迫力、臨場感のあるサウンドを得られるようになっていた

ワンセグやフルブラウザーのほか、メニューやフォルダー画面などもヨコ全画面表示に対応し、見やすくなった

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