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サウンドユーティリティーソフト

レビュー:Hear

2008年06月06日 18時00分更新

文● 御法川裕三

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一段階上の上質な音を再生するための設定方法


 音質を改善する一般的なサウンドオプティマイザーは、電気補正における仮想演出のため、入力音に対して過剰な付帯音を乗せてしまう傾向がある。これは本ソフトも例外ではない。また、音楽ソースなどによっては、ミックスやマスタリングの段階で制作者が意図した音場/音質というものも存在するので、「疑似加工による音装飾は不要である」という意見もある。

 原音に近い状態でワンランク上の音質を楽しみたい場合には、エフェクトを多用しないことをお勧めする。過剰なエフェクト値を抑え、原音と聴き比べて効果が少ないエフェクトはオフにするなど、モジュレーションを「薄く浅く」かけるように心がけよう。

04

「補正」は、原音には手を付けず欠落した高域倍音を増強するというもの。音の輪郭がはっきりするが、出すぎ感もある。その場合は「Intensity」値を抑えるといい

05

「低音」は小さいスピーカーには有効な機能だが、数値を上げるとブースト音が響いたままで視聴には耐えない。音がひずむ手前まで「Intensity」値を下げよう


【Conclusion】
○  直感的に扱える操作性で、軽快な動作が魅力。プリセットも多様で、その組み合わせは無限大だ。効果も絶大なのでギミック派には歓迎されるだろう。

×  どのモードもエフェクトが過多。あまりにも装飾音がありすぎて、外付けやMac内蔵のスピーカーではいいが、ヘッドホンには不向きだ。

(MacPeople 2008年7月号より転載)


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