一段階上の上質な音を再生するための設定方法
音質を改善する一般的なサウンドオプティマイザーは、電気補正における仮想演出のため、入力音に対して過剰な付帯音を乗せてしまう傾向がある。これは本ソフトも例外ではない。また、音楽ソースなどによっては、ミックスやマスタリングの段階で制作者が意図した音場/音質というものも存在するので、「疑似加工による音装飾は不要である」という意見もある。
原音に近い状態でワンランク上の音質を楽しみたい場合には、エフェクトを多用しないことをお勧めする。過剰なエフェクト値を抑え、原音と聴き比べて効果が少ないエフェクトはオフにするなど、モジュレーションを「薄く浅く」かけるように心がけよう。
【Conclusion】
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直感的に扱える操作性で、軽快な動作が魅力。プリセットも多様で、その組み合わせは無限大だ。効果も絶大なのでギミック派には歓迎されるだろう。
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どのモードもエフェクトが過多。あまりにも装飾音がありすぎて、外付けやMac内蔵のスピーカーではいいが、ヘッドホンには不向きだ。
(MacPeople 2008年7月号より転載)