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ファイアーウォールソフト

レビュー:ネットバリア X5

2008年06月04日 18時00分更新

文● 池田冬彦

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条件を指定して設定を自動切り替え

 ネットワークのセキュリティーリスクの高さは環境によって異なる。例えば、イー・モバイル(株)の「EMモバイルブロードバンド」のように、グローバルIPアドレスをマシンに割り当てる通信は、Macがインターネットに「むき出し」の状態であり、外部から一切の接続要求を受け付けないように設定するのがベストだ。一方、安全なLAN環境ではファイアーウォールを停止してファイル/画面共有などをフル活用したい。

 本バージョンでは、場所に応じて異なる防衛レベルの設定を複数作成し、切り替えられるようになった。これで、ようやく実用的なファイアーウォールソフトに成長したと言える。さらに、自動切り替え機能を備え、無線LANのSSID(ベースステーション名)やOS Xの「ネットワーク環境」、使用するネットワークインターフェースの条件に応じて自動的に切り替わるので、変更を忘れてもマシンをしっかり守れる。

NetBarrier X5

アクティブなネットワーク設定が以下の条件(いずれか/すべて)にチェックし、そのネットワーク固有の情報を条件として設定すれば自動切り替えができる。ネットワークインターフェースのいずれかを基準にすることも可能だ


【Conclusion】
○  利用場所を認識し、設定を自動的に切り替える機能を高く評価したい。さまざまなネットワークを利用するモバイルユーザーには、かなり重宝するはずだ。

×  自動切り替え機能の条件として、「通信カード」接続時のモデムポートを設定できない。モバイルユーザー向けに、もう一歩配慮がほしかった。

(MacPeople 2008年7月号より転載)


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